スマホ断食- 藤原智美
”ネット時代に異議があります”と副題の1冊。
大量消費に背を向けるシンプルライフ。
二十世紀がモノの時代なら、二十一世紀は情報の時代。
データに分析された私を誰かが見ている。
アマゾンがショッピングの好み、グーグルがウェブサイト閲覧の癖、ツイッターは我々の心の動きを手中に収めている。
お得と思えるポイントカードシステムも、どこで誰がどのような物を購入しているかの情報収集にすぎない。
この情報社会から離れることはできないけれど、操られることなく、生きていきたいと感じる1冊。