こころ

昭和の終わり頃生まれ。 子育て中の既婚女性。 Life is beautifulと思いたくなるくらい、人生は驚きと発見に満ちている。

こころ

昭和の終わり頃生まれ。 子育て中の既婚女性。 Life is beautifulと思いたくなるくらい、人生は驚きと発見に満ちている。

最近の記事

可哀想なひと

気が合わない、 どうもお互いに上手く付き合えない。 なんの関係もないすれ違うひとに息吸うように毒を吐くひとに遭遇する時。 自分のモヤモヤやイライラの気持ちを宥めるために誰かに相談すると、「嫌なひと」「可哀想なひと」など…そんな言葉を耳にすることが多い。 自分に起きた不運に対して、上とか下とかそんな目線で見てるんじゃないの?と思ってから、 そんな人の不運を聞いた時には、「気の毒だったね」ということにしている。 そうか。これは、自分の不運だったわけで。 別に、私や相手がど

    • 虚無

      虚無、って何だろうか。 辞書的な意味は知っているけど、心の中に悶々とするこの気持ちに名を付けるなら「虚無だな」っていうことが、あまりにも多すぎる。 普段は見ないのだけど、たまたまつけていた昼間のワイドショーで、本当に知りたいことではないどうでも良いと思える様な話と内容を流している。 そして、あまりにも利己的な社会を多角的にまざまざと見せつけられて、「虚無」と思っている自分がいる。 難しい言葉を並べて、あたかも的に話してるなぁ…と思いながら。 未来や希望なんて、この世界に

      • コロフル

         流行りにのって体調を崩したのは、新年が明けて、直ぐの頃だった。  突然始まる、悪寒と気持ち悪さをどうにかしたくて、葛根湯を飲むものの、本当に真っ直ぐ素直に応答するのは、葛根湯サイドではないあちらサイドだった。  そこから約1週間、地獄の日々。  からの、夫以外の家族が全滅。  さらに、免疫力の低下した体に別の感染症も狙い目みたいな感じで、流行病×2コース…で、やっと今週。  外はもう大分春めいていて、雪が降るのかなんとかなんて考えていたあの頃から、季節は確実に次の方に

        • 2024年の始まりの日に思うこと

          「まるで薄氷の上を歩く様な、そんな感じがして。どうかその下の冷たい水の中に飛び込まないでね。」 そんな言葉をかけられることが多いのだが、そんな時には、 「まだ、見届けなきゃいけないことがあるし。 このどん底のその先の景色を見たいとどこかで願う自分が居るから、もう少し頑張ってみるよ。」 そう答える。  いつだって波瀾万丈な人生なのだなと自分がそう思って良いのだと気付いたのが、2023年だった。  不幸そうだと、何かにつけ込もうとする人もいるのかも知れない。 そう思うと

          美しいもの

          世の中の混沌っぷりには、もはや呆れ返り。 自分の中に、気持ちを表せるだけの言葉を持ち合わせていないことにがっかりする。 そんな日々の中に、 それはそれは、 この現実が夢でも良いから…と願うくらいに出会えて良かったと思えるものが、 本当にひっそりと隠れている。 ものであったり、場所であったり、人であったり。 推し。 それは、 繊細で、それでいて強くて。 しかし、儚い。 自分の中に仕舞い込みたくて、多くの人には触れて欲しくないのに、多くの人に触れてもらわないと保てないという

          美しいもの

          終わりの会

          少し変わった会に属していた。 (補足すると、ただの趣味の友達の会です。盛ってすみません。) 救われる部分があった。 自分の神性を高めていけたとも思う。 友達初心者の自称・陰キャな私は、それはもう。 浮き足だって、全開で臨んだ。 ただ、私は気付いてもいた。 この会を結んでいるものは、女子校のあの楽しさだな…青春だな…と。 私はかなりの変わり者なので、脳内がいつだってバグっている。 時空も次元も、軽く超えられると思っているし。 感覚が一般的でないことには、最近気付いた。 自

          終わりの会

          本当に嫌いな人のことは嫌いになれない。

          自分の生きる現実があまりにも残酷で、 未来に希望なんてないと思っている。 ただ、子どもたちはそんな現実を生きてはいないので、 「将来の夢は?」とか「大人になったら…」と、 どの子も夢を見ながら生きていることを知る時、 「その夢が叶うと良いね」と思ってしまう。 大して仲良くもないけれどただ共通点があるだけのママ友が、マウントをとってくる。 まぁ、内容は良くあるものだが。 大抵、うちの子がいかに勉強を頑張っていて、友達にも囲まれ、習い事にもたくさん通ってるかの話になりがち

          本当に嫌いな人のことは嫌いになれない。

          その気付きに似た思いが自分にもある

          このタイトル、何が?と思うと思います。 この気付きの元となる方は、Mrs.GREEN APPLE。 特に、soranjiと僕のことがとても好き。 soranjiを聴くと、家族の一言を思い出す。 いつもいつも、「だから、生きて」という。 それほどに、悩みを、生を丸出しにして話しているということもあるのだろうけれど。 サビの最後の「我らは尊い」の締めで、何度泣いたことだろうか。 全体的な歌詞とメロディーの印象からも、この作者の過去を心配するほどに、深いだろうその人生を垣間見た

          その気付きに似た思いが自分にもある

          国際女性デーに思うこと

          3月8日は国際女性デーということで。 インスタを開くと、ミモザの花がいっぱい。 数日前に、ご近所さんの庭先のミモザの花が剪定されていて、「take free」と書かれて置かれていた。 とても素敵なお花をお裾分けしてくださる優しさに心の中で感謝しつつ、その後にすぐに家に帰るわけじゃなかったので、そのお花を貰い損ねて帰ってきた。 日本語は、とても難しい。 日本で生まれて日本で育った私だが、理解し切れていない言葉や概念がたくさんあり、結構、スンとした顔でやり過ごしていることも多

          国際女性デーに思うこと

          転校生

          このあいだの皆既月食の前後、 手放し?解放?  目に見えるほどではないけど、とても大きな変化が絶えず起きていて、喜んでみたり、悲しんでみたりしているうちに、一ヶ月はあっという間に過ぎていく。 昔、俗にいうママ友グループというカテゴライズで良く話をしたりしていた友人達が、様々な事情で、この街から離れていくことが続いている。 ちょっと不思議な趣味で繋がっている様に見えた私たちだと思っていたけれど、本当はそれほどでも無く、多分、それぞれ皆、自分探しに夢中だったのだろうなと思う時

          Life is beautiful

          初めまして。 私は、 首都圏のどこかで生きている、 宇宙人的なこどもを育てている母です。 こどもは、 カテゴライズ的には、 発達障害がある人。 そんな感じか…と、想像していただけたらと思います。 何故か、息苦しい。 そんな思いをどこかで吐き出したくて、 このページを作りました。 どこかの誰かの何かに少しでもお役に立てたら… なんていう思いよりも、 きっと、1番は、 こんな風に過ごした自分の今を、 大きくなったこどもたちがいつかどこかで触れる機会が作れたら…。 そんな思

          Life is beautiful