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吉原散策と大吉原展(GW台東区巡り)2

おはようございます。
今の時刻は10:30です。
最近は湿気があったり乾燥してたりで肌の調子が狂いまくってます。

さて本題に入っていきましょう。
前回は浅草から吉原神社までの思い出を書きました。

今日は前回の記事のつづきから。

令和4年の吉原の町並み

吉原神社から大門のほうに歩いていくと
今でも花街だった当時の吉原の面影を垣間見ることができます。
そこら中の雑居ビルにはコンセプトカフェ、ソープランド、ガールズバー等がひしめき合っています。
文章だけだと歌舞伎町のような場所を思い浮かべるかもしれませんが、そうではなく閑静な住宅街の中に花街の面影がある、そんな雰囲気でした。
働いている人やお客さんがが映り込んでしまいそうなので撮影は控えました。

また当時の文化を感じ取れるものとして、街中には「喫茶店」がたくさんあります。
そういう意味か分かりますか?
この日、間違えて入店して焦って出てくる人を何人も見かけて私も察したのですが「喫茶店」とは「茶屋」のことです。
茶屋や置屋という花街の用語を聞いたことがあると思います。
私の祖母の家が料亭だったので、子供の時から茶屋や置屋を知っていました。
茶屋とは現代でいう「無料案内所」のことです。
これでもわからない人がいると思うので最後にもう少しだけ柔らかい言い方をしましょう。「無料相談所」では女の子が接客してくれるお店を紹介してくれます。
そういった「茶屋」(喫茶店)から吉原の名残を今でも見ることができます。

ようやく吉原大門に到着。
今は門はありませんが、観光地化にともない再建する計画まではいかなくとも可能性があるようです。
門の跡地の横っちょにあるのがかの有名な「見返り柳」です。
確かなことはわかりませんが、吉原を訪れた人が後ろ髪をひかれて思わず振り返ってしまうのでこの名がついたようです。現実に引き戻される場所ですね。

見返り柳のまわりには観光客がたくさんいます

あしたのジョーと山谷(日本堤)

私と父は、思い付きであしたのジョーの像に歩いていきます。
吉原大門からももしかしたら見えるかもしれませんね、すごく近くにジョーはいました。

父はあしたのジョーのファン

ジョー、思ったより背が高い笑
父が175センチくらいなのでジョーは190センチ???
ちょっとびっくりです。
この辺りから、山谷(今は日本堤という)地域に入っていきます。
簡易宿泊所という今では珍しいタイプのホテルがちらほらと見えてきます。
浅草も近いし、綺麗な簡易宿泊所も多いので外国人観光客がこころなしか
よく歩いているのを見たような気が。
あしたのジョーの舞台は言わずもがな「泪橋」。この像からもう少し進んだところに泪橋交差点(だったかな?)がありますが、そこまではいきませんでした。
山谷はテレビでよく酔っぱらって床で寝てるおっちゃんたちを見るな~くらいの印象でした。実際歩いてるおっちゃんたち、みんな脚が悪そうで、歩き方的にお酒の飲みすぎなのかなとは思いました。(働きすぎって可能性もありますね)
簡易宿泊所のほか、労働福祉会館の敷地内にはテントを張って生活している人もいました。
さらに広い道のほうに歩いていきます。
ここいらで「めぐりん」にまた乗るかという算段。
はじめてきたのでどこにバス停があるのかは不明笑
道すがら、白い猫を遠くに発見!
「にゃんこだ!」と私が父を呼び止めると、
近所に住むおっちゃんが「あれは猫じゃないよ、うさぎだよ」と教えてくれました。話しぶりからすると近所で愛されているうさぎのようで、放し飼いでちょこちょこ動き回っていました。
癒される~~~!!
親切なおっちゃん。バス停の場所も教えてくれました。
町の人とも触れ合えてハートフルな旅になりました。

浅草の天丼初体験!

再び、めぐりんに乗車。浅草に戻ってきました。
夕食は「大黒家」の天丼です。
「大黒家」は黒い天ぷらが特徴的な名店。

すっごくおいしかった。
エビのかき揚げ、エビ、獅子唐、きすだったかな。
ボリュームもあって、天丼だけでもお腹がいっぱいになりました。
お店の詳細はこちらから


天丼をたべたあとはライトアップされた浅草寺へ・・・
スマートフォンでもきれいに撮影できました。



私は頻繁におみくじを引くほうなのですが(年に2回か3回)、
人生で初めて大吉がでました~!
帰り際までハッピー☆

次回、大吉原展に続く・・・

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