12月7日/おはよう、きょうの世界
こんにちは、Ellie*です❁
12月2日から、わたしは3回目の参加となる
TATSUYA ART COMPETITION 2022
(通称「タツコン2022」)が
愛知のGALLERY龍屋さんにて開催されています
今回は「日常」というのがテーマで、
なにをモチーフにしよう?
わたしにとって「日常」とは?
と、長い期間考えていました
たとえば毎日の食事とか
日々描いている絵や撮る写真
繰り返すものや重ねていくものも
たくさんありましたが
ふと、それだけじゃないことに
気づきました
あたらしい出会いは
あちこちであるし
感動すること、わくわくすること、
思わず泣きたくなるほど
ひとのやさしさに感激することだって
たくさんあります
それらは決して非日常ではなくて
わたしの日常をつくるひとつなんだ、と思い
せっかくなら日常のなかの
「すてきなこと」を増やしたい、
できるだけたくさんの「すてき」で
日常をいっぱいにできたらいいな、
という願いをこめて
最近のわたしの日常のなかで
とびきりすてきだった朝を描きました
今回、作品に描いたのは
ある秋の日に出かけた森の朝で
出発のころはまだ
空が薄暗かったのですが
森に着き、あたりを見回すと
うまれたばかりの朝陽が
赤や黄色に染まった木々を透かして
この世界にそっと流れこんでいました
葉も、草も土も、そしてわたしも
陽にあたためられることを
うれしく思っているように感じて
まるでうつくしい音楽が
心を満たしたときのように
胸がふるえました
こんな朝のある世界に生きていてよかった、
そんなふうに感じる日常を暮らしていきたい
それがわたしのいまの願いです
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追伸、昨年の作品タイトルは「せかい」と
ひらがなでしたが
今回は「世界」と漢字にしています
統一感がないようですが、
制作したそれぞれの瞬間の気持ち、
感覚を大切にしたくて
今回は漢字の「世界」だ、と感じたので
この表記になりました❁