4月3日/「どこでも窓」がほしい
森は、この世界からいなくなったものたちが
待っている場所、のようなイメージがあります。
たとえば、わたしのはいいろのねこ、とか。
よく、亡くなったいきものは
虹の橋を渡るだなんていうけれど、
きっと彼は、そんな橋をひとりで
渡ってしまったりなんかせずに
(きっとそんな勇気はないでしょう、
とても怖がりだったから)、
もっと手前の森で、
それも森の入り口に近いあたりで、
家族のだれかがくるのを待っているのではないかと
わたしは想像します。
それから、すてきなオルガンを弾くあ