Ellie*

絵を描いたり、写真を撮ったり、文章を書いたりしています。

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最近の記事

12月7日/おはよう、きょうの世界

こんにちは、Ellie*です❁ 12月2日から、わたしは3回目の参加となる TATSUYA ART COMPETITION 2022 (通称「タツコン2022」)が 愛知のGALLERY龍屋さんにて開催されています 今回は「日常」というのがテーマで、 なにをモチーフにしよう? わたしにとって「日常」とは? と、長い期間考えていました たとえば毎日の食事とか 日々描いている絵や撮る写真 繰り返すものや重ねていくものも たくさんありましたが ふと、それだけじゃないことに 気

    • 6月18日/絵描きがライダーを目指すお話

      こんにちは、Ellie*です。 わたしはきょう、 教習所で小型二輪MTの卒業試験に合格しました。 信じられない、という気持ちです。 わたしがバイクに乗れるようになるなんて、 思ってもみなかった。 (※まだ免許は取得できていません。) 憧れていたけれど、どこか諦めていたバイク。 でもいま挑戦しなかったら、 きっともう一生乗ることがないのでは。 わたしはバイクに乗れる自分が ちっとも想像できないけれど、 だからこそ乗れる自分に会ってみたいな。 と、この春ふと思いました。 そ

      • 4月30日/ライラックの香りを、知っていますか

        もうすっかり、春が世界に満ちています。 わたしの住むまちでは、 市の花であるツツジがそこかしこにあふれていて こんなにうつくしいところってないでしょう、と 誇らしい気持ちです。 さて、4月27日から、和歌山の Gallery&Cafe AQUAさんにて 「ネコと暮らす日常3」という ネコをテーマとした公募展が開かれています。 絵画、立体作品、雑貨など… 33名の作家さんの ネコ作品をたのしむことができます。 わたしがこの展示に参加するのは3回目です。 ふだんは風景や

        • 4月3日/「どこでも窓」がほしい

          森は、この世界からいなくなったものたちが 待っている場所、のようなイメージがあります。 たとえば、わたしのはいいろのねこ、とか。 よく、亡くなったいきものは 虹の橋を渡るだなんていうけれど、 きっと彼は、そんな橋をひとりで 渡ってしまったりなんかせずに (きっとそんな勇気はないでしょう、 とても怖がりだったから)、 もっと手前の森で、 それも森の入り口に近いあたりで、 家族のだれかがくるのを待っているのではないかと わたしは想像します。 それから、すてきなオルガンを弾くあ

          3月9日/“雨上がり”に雨を降らせて

          つくし賞にだしていた作品が、 昨夜ぶじに帰ってきました。 箱をあけて、作品と再会するよりも先に 感想カードを探して、 その場にすわりこんで一枚一枚読みました。 はがきサイズの感想カードに たくさんの言葉を書いてくださった方や、 わたし自身への応援のメッセージをくださった方、 また別のギャラリーでの出展で知っていただいて 今回気に留めてくださった方もいらっしゃいました。 ほんとうにありがとうございます…! また、なかには思いもよらない感想を 書いてくださった方もいらっしゃ

          3月9日/“雨上がり”に雨を降らせて

          2月21日/冬のなか、春を纏う

          昨年秋の、きゅうに肌寒くなってきたころ 一着のワンピースが届きました。 ピンクやあおいろの小花柄の、 レースやリボン、フリルのついたワンピース。 SNSではじめてその写真をみたとき なんて春そのものみたいな ワンピースなんだろう、と感嘆しました。 あまりにもはなやかで かわいらしいお洋服だったので、 わたしにはちょっと、と 気後れする気持ちもありましたが どうしてもあの白いレースとリボンに飾られた、 そしてお花の布がたっぷりと広がった 春の香りのしそうなワンピースを纏って

          2月21日/冬のなか、春を纏う

          1月11日/いつかの未来の、わたしのまちへ

          わたしが育った街は、 再開発のためにあと数年でなくなります。 春にはあちこちに あふれるようにお花が咲き誇り、 夏には植物が育って 青々とした森のような街になり、 秋には黄金色の陽光のなかを あざやかに紅葉した葉が舞い、 冬は落ち葉の香りの道を 山茶花や南天の赤が彩る… そんなうつくしい街が まるごと掘りおこされて消えてしまう、 そのことを思うたび とても悲しくなります。 (もちろん、建物の老朽化については 理解していますけれど…。) それに、この街はわたしにとって

          1月11日/いつかの未来の、わたしのまちへ

          1月1日/子虎といっしょに

          こんにちは。Ellie*です。 皆さん、あけましておめでとうございます。 ことしは寅年。 わたしにとっては、11年間待っていた、寅年です。 ことしの年賀状です。 かわいい子虎でしょう? (なんとなく、マントヒヒっぽいお顔だなと 思っていて、それがまたかわいらしいのです) この子虎は大理石に彫られた印で、 わたしがつくったものではありません。 きょうは、この印にまつわる物語を お話ししたいと思います。 ***** 立派な大理石の印。 これをつくったのは、仮に鈴木さんと

          1月1日/子虎といっしょに

          12月17日/せかいを灯すのは

          こんばんは、Ellie*です。 きょうは風がつよくて、とてもつめたくて、 そんななか、ひさしぶりに祖母に 手紙をだしてきたところです。 ふたりいる祖母を呼び分けるとき、よくあるように、 わたしは彼女を “和歌山のおばあちゃん”と呼ぶのだけれど、 その彼女の住む街から 駅みっつのところにあるギャラリー、 Gallery&Cafe AQUAさんにて 15日から 「灯展 AKARI EXHIBITION 2021」が開催されています。 3回目の参加となる「灯展」。 はじめて、G

          12月17日/せかいを灯すのは

          12月11日/せかいのむこうの、あなたへ

          こんにちは、Ellie*です。 もう暦の上ではすっかり冬なのだけれど、 きょうのように陽射しのぬくい朝は まだ秋の夢のなかにいるような気がします。 さて、きょうから 「TATSUYA ART COMPETITION 2021」、 通称「タツコン2021」という公募展が 愛知のGALLERY龍屋さんではじまります。 わたしはまだ龍屋さんを訪れたことはなくて でもことしこそは、と思っているのだけれど、 そこで開催される「タツコン2021」に わたしもエントリーNo.5で参加し

          12月11日/せかいのむこうの、あなたへ

          9月3日/お部屋の壁にかける、ちいさな世界

          こんにちは、Ellie*です。 ことしは雨の多い、しっとりと蒸すような夏でした。 わたしの住む街はきょうも雨が降っています。 夏の雨はすきなので、わざと傘をさすのをやめて濡れてみたり、 サンダルを履いて水たまりのなかの、元は雨だった水を蹴ってみたりします。 こどもみたい、と思われるかもしれないけれど、もうおとなだから だれかに咎められたりはしないでしょう? 帰ったらあたたかいシャワーを浴びて、ああたのしかった、と 一息つければ、それはとてもしあわせな日なのではないかと思う

          9月3日/お部屋の壁にかける、ちいさな世界

          7月1日/はじまりの日だから

          こんにちは、Ellie*です。 Twitterのユーザーネームを変更しました。 名まえのうしろの、@**********という部分です。 実はしばらく前から そのことについて考えていました。 名刺に載せるときや、なにかに申し込んだりするとき、 Instagramと同じほうがわかりやすいのではないかしら…とか。 いままでのユーザー名は「CHOCOLAT_bags」で、 これは何年もまえ、Twitterをはじめたころに かばん作家をしていたので つけたユーザー名です。 「物

          7月1日/はじまりの日だから

          4月9日/心のなかの、はこのようなもの

          あなたのみたものは、どこへいきますか。 わたしのみたものや きいたことは 心のなかをすうっと通って、 あるものは 音楽のように またあるものは ちいさな物語のように わたしのなかに うっすらと積もっていきます。 心に積もった、儚くていとおしいものたちを あなたにみせたい、と わたしはときどき思います。 だからわたしは、表現することがすきです。 絵を描いたり、文章を書いたり、写真を撮ったり。 いろいろな方法で、わたしは表現していきます。 陽の透けた すみれの花びらの

          4月9日/心のなかの、はこのようなもの