心から願うこと

昨日の夜遅く、「おばあちゃんが亡くなりました」と母から連絡が来ました。


茨城県にあるおばあちゃん家。
小学生の頃は毎年夏休みも冬休みも妹と一緒にずーっとおばあちゃん家で過ごしてた。
二週間とか一ヶ月とか過ごしてたらそりゃおばあちゃん子になる。
休み中、お母さんに会えなくて寂しくて毎日夜9時に妹と一緒にお母さんに電話していた。
でもお休み終了間際にお母さんが迎えに来る頃には今度はおばあちゃんと別れるのが寂しくなってた。
おばあちゃん家の子になるってお決まりの台詞も言ってたらしい。笑


新宿から茨城までお通夜や葬儀に参加するには長距離の移動が必要になる。
自分で車を運転することの出来ない私には色んなリスクを他人に与える可能性がある。
おばあちゃんが亡くなったんだ、不要不急なはずない。

長期休業中のEllevie。この危機を何とか乗り越えるために一緒に頑張ってくれている従業員。
応援してくれているお客様たち。
同じ街でお店を構えるオーナーやママさん仲間。
みんなが協力したり励ましあったりして、それぞれに頑張っている。みんなでこの街と自分たちのお店を守ろうと頑張っている。
自分の立場や状況や気持ち、色んなことをたくさん考えた結果私は行くのをやめました。

おばあちゃんとのお別れはこの事態が収束したときに改めよう。


今たくさんの人たちが色んなことを我慢したり大変な思いをたくさんして何とかこの国の危機を乗り越えようと頑張っている。

本当に怖いのは命を失うこと。大切な人ともうこのまま会えないままお別れをしてしまうこと。

今の状況は、それが普通に起き得る状況なんだって実感しました。


お店の危機を乗り越えるために、助成金や支援金のことを日々調べてみたり。
テイクアウトやデリバリー、オンラインショップなど何とかお店を継続するために試行錯誤してみたり。

難しい手続きばかりや情報が二転三転したりで上手く進まなかったり。
日々色んなことを試行錯誤しています。

こんな事態になって当たり前の日常の尊さ、人の気持ちの暖かさを改めて感じさせていただいています。

3月28日からEllevieを休業し始めて三週間以上が経ちました。
5月6日まであと二週間と少し。その先もどうなるかは解らないけど、
この約六週間が少しでも社会の危機の収束にプラスに作用しますように。

大切な人たちとまた当たり前の日常を過ごせますように。

心から願います。



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