バレンタインにとっておきのワインを!Ellenがおすすめするプレゼントワイン
チョコレート売り場が一年で最も盛況となるバレンタインデー。いよいよ来週ですね。チョコレートの贈り物に、ワインを一緒にプレゼントをしたり、チョコレートとマリアージュしてみるのも素敵ですよね。
そんな特別な日は、どのようなワインを選びますか。
そこで、今回はEllenのおすすめバレンタインワインをお届けします。
ハートのラベルが可愛らしいワイン
バレンタインのような特別なシチュエーションはワインのジャケ買いがおすすめ。ハートのラベルを見るだけでドキドキ感が増えますよね。先ずは代表的なハートラベルのおすすめワインをお届きします。
♡やっぱり特別な日はシャンパーニュ ハートがモチーフのおすすめシャンパーニュはこちら!!
NV Janisson-Baradon Vendeville Brut(ジャニソン・バラドン) ¥6,930
特別感を演出してくれるシャンパーニュ、値段が高いのが難点ですが、こちらは7000円以下とシャンパーニュにしてはお手頃感あり。何よりもピンクのハートラベルが可愛らしいですね。香りはグレープフルーツやレモンの柑橘系、青りんごのような爽やかなものが中心、香ばしいイースト香、やや熟成した香りも感じられます。シャンパーニュらしいフレッシュな酸味と優しい泡の質感。外れのない安定的な味です。
商品名は祖母の名前由来であり、「家族愛が何より大切」というメッセージが込められているため、ハートのラベルとなっているようです。恋人だけでなく、夫婦で飲むのも心温まりますね。
♡濃厚な赤が好きな彼のこころをつかむ真っ赤なハート
Clos du Val Napa Valley Zinfandel ¥6,600
フルボディーで果実味が豊かなカリフォルニアのワインは初心者でも飲みやすく、分かりやすいおいしさ。更にラベルの大きな赤いハートマークに、「Just For You」のメッセージがインパクト抜群。まさにバレンタイン最適なエチケット。
ジンファンデルはアメリカでよく栽培されるブドウ品種であり、シナモン、チェリージャムのような凝縮した甘い香りと、凝縮したフルーツのような甘やかな味わいが特徴です。チョコレートとも相性がよく、雰囲気作りも味もばっちりな一本です。
♡高級感の格付シャトーのワインをコスパよくいただくには?
ハートのラベルでとっても有名なのが、ボルドーの格付シャトー、カロン・セギュールです。
しかしお値段が高く、2万前後はするので、相当本気じゃないと手が出ないですね。しかもボルドーのワインは通常長期熟成タイプなので、若いうちは渋みが強く、ワイン初心者が必ずしも喜ぶ味とは言い切れません。そこでおすすめするのは、カロン・セギュールが出すセカンドワイン。
Le Marquis de Calon Segur (ル・マルキ・ド・カロン・セギュール) ¥4,298
5000円前後で味わえる名門シャトーのセカンドワインは、すぐに飲んでもおいしくいただけて、それなりにコスパはいいと思います。ファーストラベルから貫くクラシックスタイルをそのままに、凝縮したブラックベリーや、ドライフラワー、レザーなど複雑な香りを楽しめるでしょう。豊かなブルーベリーのような果実味と、穏やかなタンニンが見事に調和されています。少し思い出に残るバレンタインにしたいが、予算に限りがある時におすすめのワインです。
♡甘党彼に直撃!キューピッドがあなたのみかた!
Etike (エティケ)モスカート スプマンテ
弓を持ったキューピッドと真っ赤なハートが陶製ラベルのキュートなこのワインは、イタリア産のマスカートスプマンテ。つまり、マスカットで造られた甘口の泡です。甘いものが大好きな彼に、口当たりがまろやかで飲みやすいこちらのワインはいかがでしょうか。
アルコールが6.5度と低く、アルコールに強くない方でも飲めます。チョコレートとはもちろん、ケーキやアイス、芋羊羹などの和菓子とも相性抜群です。
チョコレートに合うワイン
Ellenはチョコレートが大好きで、ワインとマリアージュしながらチョコを楽しむのも好きです。チョコレートは甘口ワインが合う!というのは容易に想像できますが、白ブドウで造る貴腐ワインはそこまで合わないことだけ注意してほしいです。
それは、カカオに含まれるポリフェノールが原因と言われています。ポリフェノールの苦み、渋みが、貴腐ワインの甘味と相性が悪く、しばしワインがすっぱく感じたり、苦く感じたりしてしまいます。チョコレートと合わせる時は甘口の赤をチョイスしましょう。以下Ellenがおすすめするチョコワインマリアージュをお伝えします。
♡甘い食べ物は甘いお酒という方程式1 ポートワイン
先ずはやはり定番コンビから紹介します。ポルトガルで造られる甘口の赤ワインで、「ポートワイン」があります。赤ワインの発酵中にブランデーを加えて作られる酒精強化ワインの一種です。ブランデーを加えることでワインにコクが増し、チョコレートやバニラのような芳醇な香りを持つのが特長。また、味わいは大人の甘さと言ったらいいのでしょうか、甘さの中にコクがあります。まさにチョコレートと最高の相性です。
どんなチョコとも合いますが、Ellenのおすすめは70%以上のダークチョコです。芳醇な香りが呼び合うマリアージュとなります。アルコール度数が20度前後と高めなので、ゆっくり楽しむのがおすすめです。
Sandeman Ruby Porto (サンデマン ルビーポート) ¥1,210
♡甘い食べ物は甘いお酒という方程式2 バニュルス
パートワインはポルトガルのワインであるのに対し、バニュルスはフランスのワインです。同じくチョコレートとの定番コンビで、ポートワインと同様酒精強化ワインですが、違いはというと、ポートより度数が低めの18度~19度です。そしてポートよりも、赤ワインに近い味わいです。
チョコレートの中でも、チョコをたっぷり使ったケーキ、ガトーチョコラとマリアージュするのが鉄板中の鉄板。ガトーチョコラが一気に大人のデザートへ様変わり、その感動を是非味わってほしいです。余談ですが、あの神の雫最終章にも登場したマリアージュです。
M.Chapoutier (M.シャプティエ)バニュルス リマージュ ¥3,099
♡甘口ワインだけじゃない、酸味を活かしたマリアージュ
甘口のワインを立て続けに紹介しましたが、実は酸味のある黒ブドウで造られたワインも以外と合わせやすいです。特にミルクチョコレート、イチゴやフランボワーズ風味の甘いティーストのチョコレートは、相性がいいです。口の中に残る余分の甘さやこってりさを優しく洗い流してくれます。
Ellenのおすすめはライト~ミディアムボディーの赤ワインです。代表的なものはボジョレー。さすがにこの時期までボジョレーヌーボーを残るのは現実的ではないですが、通常のボジョレーでも大丈夫です。明治のアーモンドミルクチョコのような甘めのチョコと合わせるのがおすすめです。
Georges Duboeuf Beaujolais Villages ¥2,018 (ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ)
♡少し変化球、泡とのマリアージュも場合によってあり
白ワインとは基本合わせるのは難しいと言いましたが、白ブドウでも泡ならチョコレートのタイプによっては相性が良いです。例えばフランスアルザス地方で造られているスパークリング、クレマンと言います。柑橘系の爽やかな後味、すっきりした酸味、きめ細かい泡などの特徴から、オランジュやレモンピールチョコ、ホワイトチョコをベースにしたものと相性がいいでしょう。
BOTT GEYL Cremant D`Alsace (ボット・ゲイル クレマン・ダルザス) ¥3,025
いかがでしょうか。いつものバレンタインにワインを一緒に送るとそれだけでも特別感が溢れます。あなたもチョコとワインのマリアージュで忘れないバレンタインをお過ごしください。
注)
●ワインの値段はアマゾンや楽天を参考しています。実際前後することがあります。
●テースティングコメントなどはあくまでもEllenの感想であり、ひとによって個人差があります。