本編上げてても層が違うので案外大丈夫

こんにちは、倉くらのです！
書いた同人小説をダウンロード販売している者です。

以前こんな記事を書きました↓

書いて販売している小説の一部を小説投稿サイトで公開していると書きましたが……、公開していることによって売り上げに繋がらないのでは？　と思われるかもしれません。
無料で読めるのに、わざわざ買う必要はないでしょ…と。

私も最初はそんな風に思っていました。
でもこれがなかなかどうして案外大丈夫です。
私の場合はむしろ公開してからの方が売れ行きが良くなりました。

私の販売している小説は全てをネットで公開しているわけではなく、一部分のみを公開しています。
たとえば本編をネット上にUPしていたら、必ずダウンロード販売分には「おまけ」の話や「続編」を書いたものを入れています。
自分なりのこだわりとして、小説サイトに置いた作品はきちんと綺麗に完結させています。それだけ読めば満足できるようにしてあります。
完結してるけどさらにもうちょっとその後の話を楽しみたければ買って読んでください、という形です。

これによって小説投稿サイトを読んで作品を気に入ってくれた方からの購入の流れが一つ出来上がりました。

そして元々のダウンロード販売サイトからの購入の流れがすでに出来上がっているのでこちらでも一つ。

購入されるまでの道が二つもあることによって、売り上げがUPしました。

X（Twitter）やnoteでの宣伝もあるので……その流れも二つぐらいあるかな？
Xでセールしてますって情報を流すとたまにそこから辿って買ってくれる方はいました。
決して大きくはないですが、小さくもない。こつこつ、大事！
宣伝は面倒くさがらずにこまめにすべし。

どの流れが一番大きいかというと、やっぱりダウンロード販売サイトです。
これは「お金を出して作品を買うぞ」という層がやって来ているので、目に留まって興味を持ってもらえれば購入していただくことが出来ます。

ですので逆に小説投稿サイトから購入に繋げていくのは、なかなか大変です。
こちらは「無料で読みに来ている」層だからです。
無料で読んでいたものにお金を出して買うって言うのはなかなかハードルが高いですよね……。
作品を気に入っていただかないと購入には繋がりません。

だけどゼロではないです。
体感的には、作品を公開するとそこから購入して下さる方が2.3人ぐらいは現れるようになったかなと思います。
私の場合は小説投稿サイトのランキングに入ってもそんなものです。

何で分かるのかというと…
エ〇中心ではないストーリー寄りのお話は新作UPしてない＆SALEしてない時期は滅多に売れないからです。
なので公開始めた直後に購入されると「あ～投稿サイトからのお客様だな」と何となく分かります。
公開直後でそれぐらいなので、長い目で見るとたぶんもうちょっと小説投稿サイト経由のお客様に買われている気がします。

あとBOOTHで売れた分は大抵小説投稿サイト経由のお客様かなと思われます。BOOTH自体の宣伝力ほぼゼロなので…。たぶんどこかで見てやって来た層で間違いない。
購入者は基本「〇〇で見つけて買いました」とは言ってくれないので全ては予想でしかないんですけどね……。

アルファポリスとムーンライトノベルズだとアルファポリスの方が購入に対する反応が良いかも…？
検証のためアルファポリスとムーンライトノベルズでは公開時期をずらしていまして……アルファポリスで公開した時の方が反応がある気がしています。
閲覧数に対する反応を考えると…アルファポリスかなぁと。
閲覧数的にはムーンライトノベルズの方が多いんですが、購買には繋がりにくいような……。

私もそうなんですけど、ムーンライトノベルズって読みやすいからサラサラッと流れるように読んで、はい次の作品を読もうと行ってしまう。そういうのもあるのかもしれません。
でも案外小説サイトにある活動報告欄などに『販売してます』って書いておくと辿って来てくれる方はいるので、どちらのサイトでもとりあえず書いておくのがいいです。

そんな感じで大きく二つのルートからの購入があるので、じわじわと伸びて来ています。


初めは宣伝のために行い始めた小説投稿サイトへのUPですが、これはこれでクセになるものがあります。
販売するのとはまた違った楽しさがあります。ブクマやフォロワーが少しずつ増えて行くのは達成感がありますし……。

何より無料公開は有料販売よりもたくさんの方に読んでもらうことができる。
私はよくばりなので、販売も小説投稿サイトもどちらもやりたい…！
せっかく書いたからには楽しい思いをいっぱいしたいんです。それが創作活動の醍醐味でもあるので。
だから今後もストーリー寄りの話は小説投稿サイトにUPしつつ販売もしていくというスタイルでいきたいと思います。

エ〇いのしかない話は引き続きダウンロードサイトのみで販売して、ネットでは公開せず……で。
これは何故かというと、誰でも読める場所に置いておくのは色々とリスクが高すぎるので。家族バレとかぁ……そういう理由です！

それでは、お読みいただきありがとうございました。