最近の記事

 たのもしき老メイカーズたち

NT東京 というイベントに行ってきました。 知り合いがたくさん出展していたのもあり、とても楽しいイベントでした。 そして、いつも以上にお歳を召した方がたくさん出展されていた印象でした。 自分の文才では非礼なく伝えることができず残念ですが、こういうのっていいですね。カッコイイと思います。

    • お土産の萩の月をいただきながら詠める

      萩の丘 わたる風の音 まさりける 寝覚めて仰ぐ 秋の満月

      • Lチカの次はGitHubかもしれない

        「Lチカ」とはなにか。 マイコンボードに触れる第一歩で、マイコンボードにLEDをつないでチカチカさせる、略して「Lチカ」だ。 マイコンボードはいろいろあるが、安いものは1000円以下で手に入る。 マイコンボードをインターネットにつないだり、センサーと組み合わせてスイッチとして使うことで、例えば部屋の電気をON/OFFするなど、コンピューターと実際の「モノ」を関連付けることができる。 そういったことに魅力を感じた人たちが、「まずはマイコンボードに触れてみよう」という趣旨のイ

        • 三体(第一巻)に対する違和感

          今さらですが、最近三体の第一巻を読み終えました。 読み始めたのはずいぶん昔なのですが、 電車の移動中にのみ読んでいたのと、 VRやSF部分になると読むのが苦しくなりやめてしまい、 また最初から読む、というのを繰り返していたのです。 VRやSF部分が苦しかったのは、難解だったからというより、 自分の中の感覚とあまりにもかけ離れていたからです。 (以降ネタバレを含みます) たとえばVR。 VRは自分も大好きです。 なので現在のVRの限界もわかっているつもりです。 暑さ寒さや

          聞こえてきた声

          というCMを目にしました。 誤解を生まずに説明する自信はないけれど、これはつまり、 「ステレオタイプなものの見方は、これまでの人生で得た統計的経験であり、あなたにとっては例えばパイロット=男性かもしれないけれど、あなたの子供や他人にはそういう押しつけはしないでね」 ってことですかね?思考実験として、 「全ての人が誰からもパイロット=男性であるという教育を受けず、 航空会社も男女の差なく受け入れて、それでもパイロットを目指す人の男女比が男性に著しく偏っていた場合、『パイロ

          聞こえてきた声

          AI短歌のためのプロンプト

          だけだと、 と自由闊達な感じでしたので、 のように少し制限をつけてみました(短歌に季語はいらないらしいですけど)。 結果は こんな感じになりました。Copilot(ChatGPT)は、枕詞がちゃんと後ろにつながるかというと微妙ですがなかなか良い感じです。Geminiは「枕詞とはなんですか?」と聞くとちゃんと答えられるものの、短歌に組み込むのは難しいようです。 本当は季語や枕詞も制限なしでちゃんとした短歌を詠んでほしいのですが、 良いプロンプトがあったら教えてください。

          AI短歌のためのプロンプト

          白鯨

          おおざっぱに言うと、信念に生きるワンマン船長とそれに感化された部下たちの壮絶な全滅エンド。 船長といっても雇われ社長なわけで、商業的成功を捨ててまで白鯨を追うなど出資者からしたら迷惑千万。それでも終盤の船長には心が震える。 魂を燃やして生き急ぐのと、信念をちょっと曲げて生きるのと、 どちらがより幸せなのかは人それぞれだろうけど、自分は中央値よりは前者よりかな。。 せいぜい人に迷惑をかけないように気を付けます。

          陽だまりに 眠る子猫の夢の中 

          いつまでも、の契りは遠く

          わすれじの 人の姿も おぼろなる 年ふることの あはれなりけり

          いつまでも、の契りは遠く

          春待桜に

          冬枯れの 桜は春を待ちわびて 空あおぐ枝に 命の蕾

          春待桜に

          させた

          何らかの作業を自分以外にやってもらったときに、 「してもらった」「させた」の線引きってありますか? A「気鋭の絵師に絵を描かせた」 B「部下に買い物に行かせた」 C「トラクターに稲刈りをさせた」 D「円周率をChatGPTに計算させた」 Aは論外として、自分はBもちょっとどうかなと感じます。 もしかしたら他社の人や客に対してへりくだって使っているのかもしれませんが、ちょっと昭和に感じてしまいます。 Cはどうでしょう?むしろ「トラクターで稲刈りをした」のほうがしっくりきま

          たちばなの花

          たまたま出会った夏の和歌に、たちばながたくさん出てきた。 誰かまた 花たちばなに思ひ出でむ われも昔の人となりなば 行く末を 誰しのべとて 夕風に 契りかおかむ宿のたちばな 帰り来ぬ 昔を今と思ひ寝の 夢の枕ににほふたちばな ほととぎす 花たちばなの香をとめて 鳴くは昔の人や恋しき 等など。 この時代の人たちにとって、たちばなの花の香りは昔を思い起こさせる香だったらしい。 たしかに、昔を思い起こさせる香りはある。 5年、10年なら。 さらに長い年月を経てもなお、香

          たちばなの花

          大漫画家 松本零士

          松本零士さんがお亡くなりになった。 初めて集めた単行本は銀河鉄道999。 初めて観に行った映画も銀河鉄道999。 直撃世代というだけでなく、松本零士の漫画が好きだった。 戦場ロマンシリーズ、四畳半シリーズから短編まで、 書店で目にした単行本は全部買って読んだ。 大人になって読み返してみて、 いやいやデタラメじゃん、と思う部分もあるし、 いまでも真理だ、とおもう部分もある。 自分が999で一番好きな話は 「十七石」というどマイナーな話。 アナログ時計コレクターが惑星の機械の

          大漫画家 松本零士

          視覚障碍者と一緒にClusterで遊ぶ

          この記事はCluster Creator #2 Advent Calendar 2022に参加しています。 以前から親交のある全盲でプログラマーの友人から、サウンドだけで遊べるゲームを一緒に作りませんか?とお誘いを受けました。 視覚障碍者、および晴眼者(視覚障碍ではない者)の方々との オンライン/オフラインでのミーティングを経て、まずは 音の大きさ、方向等を使ったゲーム 音源を自由に動かしてあそぶ、「音の箱庭」のようなもの を作ってみようということになりました。 そこ

          視覚障碍者と一緒にClusterで遊ぶ

          晩秋

          AIと一緒に短歌を詠みました。  澄みわたる 夕空高く 鳥の鳴く 散り敷く枯れ葉 踏みてこたえる 

          にわかおっさんファンのトップガン感想

          ちょっとだけネタバレありです トップガン マーヴェリック、観てきました。 前作は観たような気がする、けど覚えていない・・・ なので、前日にamazon primeで観ておきました。 で、映画館へ。 しょっぱなからいきなりトップガン! いたるところにトップガン! 最後までトップガン! これは直前に前作を見ておいてよかった! トム・クルーズの若々しさたるや、還暦間近って本当ですか? とても楽しめました! ですが気になるところもいくつかありました。 とにもかくにも、トム・クル

          にわかおっさんファンのトップガン感想