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SARMsガイドブック:ボディメイクに活用するには?
はじめに ~SARMは効果的か?~
世間ではSARMsについて、断片的な知識しか出回っていないですが、私自身の感想としては、SARMsの利用価値はかなり高いと考えています。 「SARMは全く効果がない」という触れ込みをよく見るのですが、SARMの中でも効果が弱いMK-2866のレビューだったり、ニセモノをつかまされたケースだったりが多いため、このような感想になっているのではないかと推察しています。
実際には、経口AS(アナボリック・ステロイド)と比較しても、安全性が高い事は言うまでもなく、アナボリック効果においても遜色ない効果を発揮するSARMもあります。
個人的には、ダイアナボルやアナドロール、スーパードロールなどの経口ASは肝臓への負担が特に大きく、回復にも時間がかかるため安易に使用すべきでない、と思っています。経口ASを使用するなら、後述するリガンドロールなどのSARMを使用するほうが、サイクル中の副作用が小さく、サイクル後の回復も早いです。
また、SARMsに分類される物質には、成長ホルモン分泌を促すMK-677や、フォリスタチン生産を促すことでマイオスタチンを阻害するYK-11といった、ASにはない効果を持った物質もあり、アンドロジェン経路、IGF経路、マイオスタチン経路といった複数の角度から筋量・筋力アップにアプローチできます。しかもすべて経口摂取が可能です。
副作用の観点では一般的に、①エストロジェンやDHT(ディハイドロ・テストステロン)へ転換しない、②肝臓への負担が経口ASよりもかなり小さい、などが挙げられますが、モノによっては、経口ASほどではないものの、心肺機能に負担がかかったり、テストステロンの自己分泌を抑制するという副作用を持つものもあります。
SARMsは非常に研究価値、活用価値は高いと考えていますが、ほとんど日本語の情報がないため、私の知る限りの情報を詰め込んだ詳解を記そうと思った次第です。
なお、本書は特定の物質の使用を推奨したり、効果効能を示唆・保証するものではありません。あくまでエンターテイメントとしてお読みいただければ幸いです。
目次
~知識編~
1.SARMsとは何か?
2.主要なSARMsの詳細説明と体験レビュー
・MK-2866(オスタリン):効果、副作用ともにマイルドなSARM
・LGD-4033(Ligandrol リガンドロール)
・S23:アンドロジェン系のSARMの中では作用・副作用ともに最強
・RAD140(テストロン)
・MK-677(Ibutamoren イブタモレン)
・YK-11: マイオスタチン阻害作用がある強力なSARM
・GW501516(カーダリン Cardarine):脂肪燃焼に効果的
・S-4(アンダリン):カッティングサイクルに適したSARM
~実践編~
3.SARMsサイクル例
4.ASやSARMsに関するよくある間違い
5.良質なSARMsは入手可能か
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