「気づかない暴力に気づいて」

東京都のサイトからです。
こういうニュースは、おおもとがいつの間にか削除されたりするので、引用しておきますね。

都政レポート
2024年12月17日 総務局

11月26日、としまセンタースクエア(豊島区)で上谷さくら弁護士による講演「犯罪被害と気づくために~DV・子どもの性被害~」が開かれました。この講演は、犯罪被害者週間(11月25日から12月1日)の行事の1つです。
上谷氏は、まずDVと子供の性被害が犯罪であることに気づきにくい理由などを挙げました。
「家庭内などでのDVは加害者に罪の意識がないこと、また被害者が『自分が悪い』『自分が我慢すればいい』という気持ちを持ちやすい、などという理由で周りも当事者も犯罪だと気づかないケースが多い。中でも配偶者間の性被害は『夫婦だから』という理由で暴力だと思わないことが多かったが、令和5年の刑法改正により夫婦間でも性犯罪が成立することが明記された」「被害にあったら専門機関や警察に相談してほしい。DV被害の重大さを国民に根付かせる必要がある」と話しました。子供の性被害に気づきにくい点は「被害者が子供であるため、被害に遭ったのかどうか本人がわからない、人に言えない、どこに相談していいかわからない、周囲が被害に気づかないといった理由がある。しかし必ず子供たちのサインがある。例えば、おねしょや体調不良、無気力、自傷行為、非行、不登校・・。もし子供から被害を打ち明けられたら、専門機関などに相談し、適切な対処を勧めたい。無理に聞き出したり、疑ったりするような言動は避けるように」と話しました。

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