頑固な母
最近、趣味のレース編みを復活させた母。
楽しくて楽しくて頑張りすぎたらしい。
肩が痛くて腕が上がらないという。たまたま、このタイミングで、定期診療が入っており、血液検査で炎症の値が高いとでた。とりあえず、いくつかの検査をしたところ、特に腹膜炎(腹膜透析してるのでリスク高め)、胆石(石持ち)含め、内臓系には問題なさそうとのことで、整形外科の予約を入れられた。
そして、今日がその日。昨日の夜から、整形外科には行きたくないと言っていたので、嫌な予感がしたが、今朝になっても絶対に行かないと言う。
とりあえず病院に行って、いつもの腎臓内科の先生のところに泣きついた。
肩の痛みもほぼおさまって、腕も上がるようになっていたが、案の定、炎症の値も下がっており、一件落着。というか、無理やり整形外科を受診させることなど誰にも出来ず、予約はキャンセル。本人はニコニコ。
何故そんなに行きたくないのかと聞いたら、とにかく大きな病院は、無駄な検査をいくつもやらされて大袈裟なのだと言う。何度もこの病院に入院して、助けてもらっているのに…
疲れ切って、夜は何もしたくない私が買ってきてあげたお弁当を美味しい美味しい、今日は気分がいいわと、好きな巨人戦を見ながら食べる母を見て、何だか私も笑ってしまった。
80過ぎた人にストレスをなるべく与えないように、笑って好きなように過ごしてもらうことがいいのか、多少のストレスや緊張感と共存してもらう方が刺激になっていいのか、いつも、悩むところである…
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?