見出し画像

【世界を君のもとへ】最高の企画しちゃった!件について

こんにちは!ベトナム生まれ日本育ちの大学生、Elinaです!
今回は来月に実施される私が代表を務めるプロジェクトの紹介をしたいと思います!


▶︎まず初めになぜこの企画をしようと思ったのか

さまざまな理由はありますが、メインとなるのは二つの理由です。

一つ目は、以前にアメリカへ行くビザが発行されなかったことです。
私は高校生の時にアメリカの大学へ行こうとしていました。そのためにビザの申請をしたところ、許可が降りず、その進路を諦めることとなりました。
その中で、経済的な理由ならともかく、政府という大きな壁に私は立ち尽くすことしかなく、泣きそうになりながら帰ったのを覚えています。

おそらく多くの日本の方はビザを取るという必要がないと思いますが、世界には海外に行くのにビザが必要な国籍の方が沢山います。その中で、大人達は世界に羽ばたけと私たち若者に言いますが、もし、国籍や政治的要素等、何か変えられない事実がそこにあるとき、どうやって私たちは世界を知ればいいのでしょう。

二つ目の理由は、母国へ帰った時、同級生が優秀なのに高校に行くことができず、労働条件が悪い中で働かざるおえない状況にいたところを目にした時です。大学に行けることが当たり前だと感じていた自分が情けないと思ってしまいました。
そして、今現在は技能実習生等として日本や韓国に行けばより良い労働環境が得られるかも知れないのに、周りの人から彼女にその選択肢を教えることはできず、もっと早く出会えていればと後悔しました。

この二つの理由から、では私が世界を持ってこよう。そう考えました。

▶︎企画の趣旨

1. まだ知らない選択肢を見つけるきっかけ

 例えば、大学の留年が決まり、その子は退学することにした。ここでの視点として、そのまま退学するのか、もしくは休学するという選択肢を知って退学するのか。この視野の差は大きいと考えます。
その選択肢を後から知って後悔するのか、必要なタイミングまたは、必要になるタイミングのために知っておくことで、より人生が豊かになるのか。この企画では、”記憶に残る”ということを大事にし、日本人学生7名を派遣する上で、子ども達の記憶に残り、いつか進路や将来について考えたときに、「あ、あの時のお兄さんお姉さん日本から来ていたから、日本の学校へ行ってみようかな」「働いてみようかな」「あの時のお姉さん英語話せてかっこよかったから英語勉強してみようかな」etc. コミュニケーションを通して学生達が子ども達へ与える影響や選択肢はあると思います。

2. 世界に行けない子達のために、世界に触れる機会を与えたい

 ベトナムのような東南アジアや発展途上国には経済的な理由以前に、国籍のような政治的な理由で世界に行けない子もいます。私は高校3年生の時にアメリカの大学を目指しましたが、ビザが取れず、諦めることになってしまいました。しかし、今通っている大学が同じ形式で学ぶことを実行してくれたから、世界を持ってきてくれたから、海外の大学に行かずとも同じ方法と環境で学ぶことができています。そこで、『世界に行くことが難しいのであれば、自分で創ればいい。』ということに気がきました。だから、同じ状況の学生たちに世界に触れる機会を創りたい、可能性を制限させたくないと思い、企画しました。

3. 幸せへの貪欲さ

 東南アジアでは、親の希望や固定概念が根強く残っている中、子どもたちのやりたいことがわからないまま成長してしまったり、心の声が小さいまま大人になって、いざ社会に出て仕事をした時に、『これは自分のやりたいことじゃないのに…』と気がついて苦しんでしまう人が多いと感じます。実際に私もそうで、私の友人達も多い傾向にあります。そしていつの間にか、自分は何者なのかと悩むうちに、家族のための収入を得ることに集中してしまい、自分の幸せに貪欲になれなくなる。幸せとは。そのもの自体に悩み苦しむことになります。この企画では、予想外の体験と選択肢が見つかるきっかけになってほしい。また、子どもたちだけでなく、このプロジェクトを通して、協力者たちの人生も、違う世界線にいる人たちに触れて、誰かのために手を差し伸べられるような人になってほしいと思っています。

▶︎概要

開催場所: Ben Tre, Vietnam🇻🇳


メインは、孤児院への訪問と現地の小学校での授業の実施になります。
そのほかは、参加者の東南アジアの根本的な貧困問題や進出している日系企業の訪問など、様々な体験をしてもらおうと思っています。

▶︎今後に向けて

国籍、年齢、性別何もかも取っ払って仲間を増やし、世界各地で革命を起こしたい!!
今年の目標は東南アジアの小中学校と、先進国の学生たちが旅行先で体験の一つとして繋がれるようなシステムを作っていくことを目指しています。このようなプロジェクトも定期開催していき、長期的な効果を目標にしています。
また、ビジネスとして社会貢献していけるよう様々な方向からアプローチしていく予定です!✨





いいなと思ったら応援しよう!