民主主義と多数決、それと批判的志向
多数決。思えば、小さなころから折に触れて、多数決でいろいろなことを決めてきた。これからみんなでする遊び、学級委員、生徒会、文化祭の出し物、食べに行くお店などなど。多数決で決まった人は学級委員長になり、生徒会長になる。
多数決の過程を経ることで、関係者一同がそれぞれどんな意見を持っていようとも、結果を受け入れて従う。多数派になろうが少数派になろうが、私は一票を投じたことを介して決定には関与したことになる。これが多数決の結果を受け入れる根拠だ。この根拠のおかげで、多数決というの