ゴ〇〇リと勧誘に遭いまくる私の戦闘力はマイナス53万です
ゴ〇ブリとキャッチ等の勧誘、どっちも苦手だ。
でもなぜか私はこの2つに遭ってしまう。
もしかしたら、ゴキ〇リ(G)も勧誘も、遭うのは同じ理由かもしれないと気づいた。
おどろきの遭遇率
イニシャルG
数年前の夏、家のリフォームのために、3ヶ月ほど祖父母の家に泊まった。
祖父母の家は築70年以上の木造家屋で、いろんな所に穴・ヒビがあり、土間と庭が半分つながっているような状態。
冬ならまだよかった。
ほとんどの虫は冬眠中だし、Gもめったに出てこない。
まあ家が古いので、1回くらい遭遇する覚悟はしていた。
実際には10回くらい出た。
もっと多かったかもしれないけど、嫌すぎて数えていない。
早く自宅に戻りたくて戻りたくて、でも工事が終わるまではどうしてもムリで、友達に「またヤツが出た!結界張りたい!あと〇日で帰れる!」とLINEして正気を保っていた。
やっと自宅に戻れたら、戻った日の夜にピカピカの台所でGを見て発狂しかけた。
なんでリフォームしたばっかで出るんじゃ貴様ーーーと腹の中で叫びながら戦った。
無事にGを葬ったときは冷や汗まみれだった。
気持ちいい風呂上りだったのに。
たぶん工事中に入り込んだんでしょうね…。
しばらく自分の家で怯えて過ごすという、ホラー映画のような経験をした。
謎の勧誘
週1くらいで電車に乗るが、たまに駅の近くで勧誘(?)される。
知らない人に話しかけられるとビクッとするので、心底やめてほしい。
最初は道を聞かれたのかと思ったけど、相手がよくわからない仕事を名乗りだしたので、それ以来全部スルーしている。
コロナ真っ盛りのときは、「すいません、コロナの~」と話しかけられることもあった。
あれは何の勧誘だったのか、今でも気になる。
また別の日は、用事のついでに買い物しようとデパートへ向かったら、片道で3回くらい話しかけられてさすがにビビった。
ちょっとありえない回数では。
原因は戦闘力の低さ?
Gと勧誘には何の関係もなさそうだけど、こんな人は遭いやすいのかもしれない。
Gに遭わない・勧誘されない人は戦闘力が高い
Gに遭遇しまくったリフォーム中。
G対策をいろいろ調べて両親に協力を頼んだが、かなり強く言うまで真面目に実行されなかった。
もしかして2人は私ほどGを見てないのか?と気づいた。
両親もGは嫌いだ。
母親はG避けの薬剤をあっちこっちに置いてたし、父親はGを見て「おあああああああ」と叫んでたし。
その2人があんなにいい加減だったのは、私ほどGを見なかったからとしか思えない。
勧誘される原因は何度目かで気づいた。
テキトーな格好のときに限って話しかけられる。
誰でも
(1)時間がなくてテキトーな服を着た日と
(2)美容院に行ってすぐ+ばっちりメイク+全身スタイリングを考えた日
があると思うけど、私は(2)の日は1度も勧誘に遭わず、(1)の日の勧誘率は(2)の3倍くらいあった。
Gと勧誘についてネットで調べると、「Gは、殺気が少ない穏やかな人の前に出てくることがあります」
「キャッチなどの勧誘は、話を聞いてくれそうな相手を選びます」
「メイクや服がテキトーな人も、つけ入るスキがありそうに見えて狙われます」
と出てきた。
つまり、見た目の戦闘力が低い人はどっちにも遭遇しやすいということか。
戦闘力というキーワードで、ドラゴンボールの敵キャラ・フリーザと、そのセリフ「私の戦闘力は53万です」が浮かんだ。
あんな殺気バリバリ残忍キャラの前に出たら、たぶんGは「あわれな虫ケラですね」って一瞬で消される。
勧誘したくても、まず見た目が怖くて半径100メートル以内に近づけない。
あの白とパープルの爬虫類みたいなビジュアルはインパクトが強い。
自分を客観的に見たら
なら私の見た目の戦闘力はフリーザの反対で、マイナス53万くらいかもしれない。
服はユニクロとかGUがベースで、髪も染めてないし、刺青もない。
中肉中背だけど、骨が細くて筋肉がつかない。
自分では特に弱く見えないと思っていたけど、ぶつかりおじさんらしきモノに遭ったことがある。
あれは通り魔と同じで、「自分より弱そうな相手」を選んでやる行為らしい。
私は弱そうな相手に見えてたのか…。
ぶつかられたのは1年くらい前なので、気づくのがだいぶ遅い。
トラブルを避けるためにも、見た見の戦闘力を上げよう。
せめて「弱くない」ポイントを
似合わないものは逆効果
まず浮かんだのは、ライダースジャケット・ごついブーツなんかの強そうなアイテム。
でも私がこういうものを着ると、うわっと思うくらい似合わない。
大人の服を着た小学生みたいになる。
ふしぎなのは、似合わない恰好をしてもスキだらけに見えること。
それではいかんので、せめて似合うポイントを探そう。
弱く見えない人たち
周りを観察してみて弱く見えないなと思ったのは
(1)おしゃれで似合う恰好をしている人
(2)個性的なファッションの人
の2パターンあった。
(1)のおしゃれな人は、流行の中から似合うものを選ぶセンサーが要る。
センサーをずっと動かすのは、エネルギーがないと難しい。
なので、いつもおしゃれな人は、それだけでエネルギーが多い=弱く見えないんだろう。
(2)の個性的な人は、流行関係なく好きな格好をしている人。
夏でも革のパンツの人とか、全身フリフリピンクで厚底ブーツの人とか。
自分はこれが好き!と強くアピールしてる感じが自信たっぷりで、勧誘に1ミリもなびかなさそうだ。
私は全身フリフリを着る勇気はないので、消去法で(1)を目指すことにした。
似合うポイントを探す
とりあえず、似合う服 探し方 と検索して見つけたのが「パーソナルカラー診断」と「骨格診断」。
パーソナルカラー診断では似合う色が、骨格診断では、生まれつきの骨格から似合う服や髪型がわかるとか。
パーソナルカラーは全部で4種類。
(1)イエベ春 イエローベースのやわらかい色が似合う
(2)イエベ秋 イエローベースのはっきりした色が似合う
(3)ブルベ夏 ブルーベースのやわらかい色が似合う
(4)ブルベ冬 ブルーベースのはっきりした色が似合う
骨格診断のタイプは3種類あって
(1)骨格ストレート シンプルな服が似合う
(2)骨格ウェーブ フェミニンな服が似合う
(3)骨格ナチュラル カジュアル・ラフな服が似合う
自己診断の結果、私のパーソナルカラーはブルベ夏で、骨格ウェーブと出た。
いくつかのサイトでやってみたけど、どこも同じ結果なので、まあこれを参考にしよう。
色はブルーグレーやローズピンクが似合い、服ならワンピースやふわっとしたスカートがおすすめ…。
いや、スカート履かんて。
パーソナルカラーは好きな色とかぶってラッキーだったけど、私が好きな服はシンプル・カジュアルで、骨格ストレートやナチュラルの人向き。
ふんわりスカートに華奢なヒールが似合いますと言われても、ぜったい使わん2大アイテムなので参考にならん。
でも、何が似合わないかはわかった。
オーバーサイズやラフすぎるデザインだ。
ドロップショルダーやドルマンスリーブを着るたびに、なんか変だと思ってたけど、その理由がわかってすごく納得した。
困るのは、ここ数年そんな服が流行ってるので、それしか売ってないこと。
売ってる中から似合うものを探すのは、ものすごくめんどい。
店で探すのをあきらめてネットで買うこともあるけど、イメージ違いで何回も返品した。
でもまあ診断のページにもあったように、こういう診断はあくまでファッションを楽しむヒントで、縛られすぎるのはよくない。
そんなわけで、好みと似合うをどう組み合わせるかが今のテーマです。
せめて望まない相手(虫を含む)に対して「私に近づいてくるなんて、お馬鹿さんですねえ」という気配を出せるようになりたい。
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