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皆に見てほしい「ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア」

劇場版ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリアを見てきました。結果から言うと相当面白くて、22歳社会人一年目でありながら心をアインクラッドに置いてきてしまいました。中学生のかつての自分のように。

ソードアート・オンライン自体かなり影響を受けた作品ということもあり、大好きなアインクラッドでの話ということもあり、色んな感情が混み上がってきて非常に熱い映画でした。9年振りのアインクラッドでの新エピソードを劇場でみれるのは本当に楽しかったです。ちなみにプログレッシブ自体は読んでるので完全初見では無いです。

今日は自分とこのコンテンツを振り返りながら感想を語ろうと思います。どうかしばしお付き合い下さい。

SAOからオタクになった人は多い

ソードアート・オンライン1期が放送されたのは2012年7月、当時は中学2年生ど真ん中で、放送された直後は特に気にかけてませんでした。当時一緒に放送されてた京アニの「氷菓」の方が自分の中ではアツかったことを覚えています。周りもそんな感じでした。

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しかし放送が進むにつれ徐々に作品の評判が話題に上がるようになり、8月の夏休みが空けたくらいにソードアート・オンラインめちゃくちゃ面白いという話を聞くようになりました。半分騙されつつも見てみると、見事にこの作品の虜になってしまいました。超衝撃でした。次の部活が休みの日には原作を買いに行ってたと思います。

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自分と同じ状況になったオタクは徐々に増え、中学2年生オタク男子の心に刺さらないわけが無いソードアート・オンラインは学年中でめちゃくちゃ流行りました。自分剣道部だったんですけど、顧問が居ない時みんなキリトの真似してましたね。フェアリイダンスの時のアレです。まあやるわなっていう。

オタクみんな原作を読んでて貸し借りをしてるので、もう誰が誰のを持ってるのかよく分からないくらいです。ていうかSAOの辺りからオタクがめちゃくちゃ増えました。深夜アニメ見てる人をディスってたやつが次々とオタクになってしまったんですね。悲しい。ついでにテラフォーマーズも流行ってましたね。

そんなわけで当時を過ごしたオタクはみんなあのアニメ大好きなわけです。1番影響受けやすいタイミングでアインクラッドを夢見たオタクばかりなんですよ我々世代(今の21~24くらい)。かつての茅場晶彦のようにアインクラッドが実現することを夢見て2021年をみんな生きてます。VRでオープンワールドのMMOが出来るようになれば後はナーヴギアだけです。未来はすぐそこ

アインクラッド編の魅力

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デスゲームの緊張感とヒロインが増えすぎてない事ですね。

誰もが「こんな世界あったらいいけど巻き込まれたくは無いな」と考えたあのバーチャル世界でのデスゲーム。MMOというゲーム性でサバイバルのような生存競争を強いられた時に人々の醜い部分が現れました。キバオウのベーター批判に始まり、ゲーム感覚で人を殺せることからオレンジ系のプレイヤー等、描かれてないだけでめちゃくちゃトラブルか絶えない環境だと想像するのは容易いです。MMO実はやったことないんですけど、実装されたばかりのモンスターに初見で命掛けて挑まざるを得ないシステムは相当イカれてるな…って思います。昨年モンハンに実装されて初見クリア率0%に近かったミラボレアスみたいなのもいることでしょう。終わりだ…

冷静に考えるとこうなのですが、それでもある程度リアリティを残しつつもある種の異世界転生の様な非日常を現実にしてくれる可能性のあるアレには期待せざるを得ません。少なくとも自分はあの時にアインクラッドに心があった1人です。特に74層や75層の時はアニメを通じてあの世界を追体験していたと思います。

そんなアインクラッドでの興奮をもう一度思い出させてくれるのが今回の映画です。マジで良かった。

ヒロインについてですが、正直アスナ1人いればいいと思っています。自分はあんまりヒロインが多い作品が好きではありません。これは昔からです。主人公に対して正ヒロイン1人くらいが充分だと思ってます。アリシゼーションが好きじゃないのは増えすぎたヒロインが全員集結するからですかね…… 全員キリトのことが好きで何だこれはとなってしまいます。

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ちなみにドロドロする系の作品は好きなので、めちゃくちゃ人間関係ぐちゃぐちゃになるヒロインが多い作品なら歓迎してます。凪のあすからとか面倒くさすぎて好きです。

こう考えると自分が作品に求めるのは人の汚い部分なのかもしれません。リアルで自分が経験するのは嫌ですが見てる分には面白いというやつです。ハッピーエンドでもバッドエンドでもないくらい。

梶浦由記作曲の劇伴

SAOといえば音楽が欠かせません。LiSAと藍井エイルをアニソンシンガーとして一役押し上げたopの2つは勿論、まどマギやFate/zeroと同じく劇伴で梶浦由記が大きく名乗りをあげてきました。元々ガンダムの楽曲提供が有名でしたがこの時期、深夜アニメの劇伴だったりKalafinaのプロデュースだったり活躍が多岐に渡ってきました。

劇伴といえば自分は遊戯王をかなり幼い頃から通ってきてるので、アニメのBGMには多少関心がありました。それもこのアニメが刺さった要因の一つでしょう。


SAOの劇伴といえばかなり代表的なのはキリトの勝利BGMこと「Sword land」とアスナの「Luminous Sword」でしょうか。


アスナ視点となる今回の劇場版ではより「Luminous Sword」にやや重きが置かれます。まさにこの曲が欲しいその瞬間に流れる「分かってる感」があるので、良かったら聞きに行ってください。

実は今まで無かったcv水瀬いのり

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自分は転スラは見てませんが、松岡禎丞がいるなら水瀬いのりは大体いるイメージです(実際そうでも無い)。というかSAOのヒロイン数なら既に居そうな水瀬いのりでしたが、なんと今回のミトが初となります。ミトはキリトのヒロインというかアスナの仲間という立ち位置なので戸松遥日高里菜高垣彩陽東山奈央沢城みゆき茅野愛衣島崎信長(超早口)のキリトファンクラブとは別ですが、それでもやっとコンテンツに参戦か…という思いです()

というわけで全オタクに見てほしい星なき夜のアリア

オーディナルスケールのように完全新作ではないし登場キャラも少ないです。話もアニメ1期2話までがベースで1層クリアまでですから。

でも是非アインクラッド編の始まりとなるこの話を劇場で見てほしいなって思います。ちなみにディアベルが勇者王じゃなくてちょっとかっこよくなってます(撮り直してる)

というわけで自分は次の休みかその次くらいでもう一度行こうと思っています。4dxが新潟でやるならそれもみたいですね。

ではここまで読んで頂いた方、ありがとうございました!

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