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185. たった一つの体、もっと大事にしよう
股関節の調子が
大分良くなってきた。
毎日の
筋トレにストレッチ、
ノルディック・ウオークに
自転車乗りの成果だ。
でも、
一番の貢献者は、
整骨院の院長先生。
先生のおかげで、
痛みが取れて、
股関節が柔軟に
なってきた。
整骨院での施術中、
私は忙しい。
泣いたり笑ったり
の連続だから。
先生が、
限界近くまで、
股関節を伸ばす。
ギャー、痛い!
先生が冗談を飛ばす。
アハハ〜!
この繰り返し。
院長先生は50代、
と思っていたら、
私より年上だった。
と言うことは、
65才以上?!
とてもそんな歳に見えない。
院長先生は昔、
プロの競輪選手だった。
引退してからは、
オリンピックレベルの選手の
トレーナーも
勤められたらしい。
それから、
柔道整復師の
国家資格をとられた。
いつも元気で
声が大きい。
剛健で病気知らず。
と、思っていたら、
「僕は、病気持ち」
と、仰る。
ええ〜!
持って生まれた
剛健な体を疑うことなく、
酷使した結果、
膠原病にかかってしまった。
今もステロイドが
手放せない、
と、おっしゃる。
気の毒で胸が詰まった。
先生のように
病を患って、
健康の有り難さを
痛感する人は多い。
一方で、
私のように、
元々の体が脆弱で、
健康になりたくて
あれこれジタバタする
人もたくさんいる。
共通の願いは、
もっと健康になりたい、
もっと幸せになりたい
だ。
健やかな体があってこそ、
の幸せな人生だもの。
もっともっと、
このたった一つしかない、
私の体を大事にしようと
思った。
先生のステロイドは、
減量が続いて、
脱ステロイドの
日も近いらしい。
先生、頑張れ!
私も頑張る。