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山口県長門に移住する(129): 犬のように走る
「楽しそうだね!」
と、小さな男の子。
「うん、楽しい!」
と、答える私。
昨日、田舎道を自転車で
走っていたときのこと。
向こうから
自転車に乗って、
小学校、3・2・1年生
くらいの男の子三人組が
やって来た。
その中の
一番ちっちゃい子が
言った。
自転車で走るのが、
大好きだから、
きっと幸せそうな顔を
していたのだろう。
スイスやイギリスで、
野原や林の中を駆け回る
犬たちを見る度に
羨ましい、と思った。
ただ、走ることが、
それだけのことが、
彼らをシアワセにする。
もし、私が
あんなに走ったら、
1分も経たないうちに
疲れ果てて
座り込んでしまうだろう。
ただ、走るだけで、
天国にいる犬たちが、
羨ましかった。
すると、
不思議なご縁で、
eBikeのレンタサイクルを
やることになって、
生まれて初めて、
電動アシスト自転車に乗った。
eBikeに
初めて乗った人は、
ほぼ全員こう言う。
「すげぇ!」
「欲しい!」
私もそうだった。
eBikeに乗るようになって、
私は犬たちが羨ましくなくなった。
だって、
eBikeに乗れば、
私は犬になれるから。
どこまでも
風を駆けてゆける。
のぼり坂だって
ゼンゼン平気。
山の景色が見たければ、
俵山へ。
海なら仙崎へ。
川と林なら、
渋木から三隅に抜ける道。
長門の自然は多様で豊かだ。
しかも、
車がほぼ通らない
裏道がたくさんある。
走り疲れたら、
湯本に戻って、
クラフトビールを飲むも良し、
源泉掛け流しの温泉に
浸かるも良し。
長門天国。
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