156. 面白い場所には面白いヒトが集まる

久し振りに
eBikeで俵山に登った。
 
俵山は、
一昔前まで、
人気の湯治場だった。
 
近年は廃れる一方で、
44件あった旅館も
営業を続けているのは
数件になった。
 
その俵山に
全国から若者が集まって、
「俵山ビレッジ」を
育てている。

ここ数年のことだが、
進捗ぶりが素晴らしい。
 
他の多くの
まちづくりのように
補助金を使った
まちづくりじゃない。
 
Community Consulting Japan
という、長門市俵山在の
民間会社が運営している。

俵山ビレッジ

地元の方々と
コラボしながら、
資金調達も
リノベーションも
自分たちの手で
やっている。
 
俵山ビレッジは、
2020年に一件の
シェアハウスから始まり、
 2024年現在まで、
14棟の遊休不動産をリノベした。
 
シェアハウス数軒、
ゲストハウス、
シェアキッチン、
コワーキングスペースに
レジャー広場等々。

それぞれの持ち場で
移住者が活き活きと
活動している。
 
「コミュニティを通じて人をつくる」
が、俵山ビレッジのテーマだ。
 
「まちづくりは、人づくり」という、
持続可能なまちづくりの鉄則を
地道に実践している希有な
まちづくりのケースだ。
 
昨日は、
その俵山ビレッジにできた
コミュニティーカフェEntranceで
お茶をした。

コミュニティーカフェEntrance

偶然居あせた
福岡からいらしたご夫婦と、
下関からのご夫婦と話が弾んだ。
 
しかも、
軽い世間話ではなく、
それは、ディープなお話し。
 
都会とは真逆の
いわゆるド田舎で、
あんな話ができるって
面白いなぁ、
と思ったが、
 
俵山ビレッジという
場所だから
ああいう人が集まってくるのだと
後で分かった。
 
面白い場所には、
面白いヒトが集まる。

(タイトル写真とカフェの写真は、https://www.ccj.works/tawarayama-village/から転載しました）