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159. 贅沢な時間・空間@長門

昨日、
平安時代に
タイムスリップしたような
夢のような体験をした。
 
赤崎神社の楽座敷で
開かれた雅楽と舞の会。
 
楽座敷を囲む木々と
雅な演奏がひとつになって、
その中に溶けてしまいそうだった。
 
雅楽奏者や舞人の、
源氏物語を彷彿とさせる
雅びな装いにも
目を奪われた。

龍笛の奏者たち
鞨鼓(かっこ)雅楽では指揮者のような役割
太鼓

開催者の気の入れようも
半端ではなかった。
 
補助金をたんまり
つぎ込んで開催する
見かけ倒しの
イベントとは対象的に、
まちの老若男女が
丁寧に手作りするイベント。
 
郵送されたチケットには、
手書きのお礼状が
添えられていた。
 
それだけでも嬉しいのに、
会場に入ると、
赤い毛氈がひかれた
楽座敷の座席に
案内して下さる。
 
芝の緑と
赤い毛氈の
コントラストは、
美しく快適な空間を
創ってくれていた。
 
心から歓迎されているな〜、
と、感動した。
 
私達は、
その赤毛氈の上で、
開演を待ちながら
野点をした。

お菓子は、
湯本幸進堂さんの
絶品、栗きんとん。

楽座敷で頂く
お抹茶の美味しいこと!
 
そして、
お茶の後は、
平安時代へ
タイムスリップ。
 
雅楽と舞の共演を堪能する。
 
こんな贅沢な時間は、
他所では創れない。
 
美しい自然と
伝統文化を守る人がいる
長門だからこそ
できることだ。
 
都会で、
いくらお金を積んだところで
到底できない。
 
スイス、イギリス、日本で
多様な場所に暮らした。
 
その中でも、
長門暮らしが
一等質が高い
と感じる。
 
長門に暮らすと、
本当の贅沢が
どういうものか
見えてくる。

ひちりきと楽譜 ひちりきは雅楽で主旋律を演奏する

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