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死にゆく人の五大後悔
ふと、
15年ほど前に
読んだ本を想い出した。
終末期のケアをする
看護士が書いた本で、
The Top Five Regrets of the Dying
(死にゆく人の五大後悔)という
タイトルがついていた。
著者ブロニー・ウェアと
最後の日々を過ごした方々が、
彼女に語った人生の後悔。
その中でも、
共通の大きな後悔は
次の五つだった。
1. 自分に正直な人生を送る勇気があればよかった
2. あんなに一生懸命働かなければよかった
3. 自分の気持ちを表現する勇気を持てばよかった
4. 友人と連絡を絶やさなければよかった
5. もっと素直に幸せを味わえばよかった
読んでから
随分経った今も
忘れられない本だ。
五つの後悔は、
良く生きるための指針になった。
人生の最後に
後悔したくないから、
ではなく、
限りある時間を
良く生きるために。
晴れ晴れと
最後の日を迎えるために。
特に、
自分の気持ちを表現すること、
と
素直に幸せを味わうこと、
は、日々意識して実践している。
「愛してる」と
「ありがとう」は、
言い過ぎる
と言うことはない。
言っても、
言っても
足りない。
言えば、
言うほど、
世の中が良くなる。
「今、ここに」
の幸せを
心から全身で
味わうことの大切さも
この本で学んだ。
誰もが、
幸せになる権利を
持っている。
あんまり幸せだと、
不幸なことがやって来て
ご破算にしてしまう、
と
想像してしまったりするが、
案外そんなことはない。
不幸を期待すれば
不幸がやってくる。
ずっと、
幸せでいい、
幸せでいられる
と思えばそうなる。
感謝の気持ちだけは
忘れずに。
だから、
「ありがとう」と
「愛してる」は、
言えば、
言うほど、
世の中が良くなる。
皆が幸せになる。
自分の気持ちに正直に生きる、
その最初の第一歩は、
自分を知ることだ。
どんな性分で、
何が好きで、嫌いで、
何が大事なのか。
世間体や、
周囲の期待や
SNSのトレンドに
関係なく、
唯一無二の
宇宙の事象である
私は、
どんな風に生きたいのか?
今日も長門で
一生懸命考えよう。
日本語版もあります。