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事件当夜は雨/ヒラリー・ウォー

相関図

【感想】
地道に証拠をたどり,とにかく容疑のある者をかたっぱしから当たっていくという警察捜査はこんなものだ,がわかる小説。ところどころに推理はあり,読者も証拠と共に追っていける。前作と違うのは,終盤犯人は2人に絞られ,拘留されるが双方の言い分が違うという。発表は1961年,当時としてはこの動機はまだ珍しいかも知れない。今読んでもおもしろいと思う。


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