見出し画像

低刺激な生き方への憧れ

低刺激な生き方もいいかもしれない。

友人の家で1日以上一緒に過ごしていたわけなんだけど。
そのときに自分とは違う生き方を発見した。

その友人は血糖値があがるものは1日ほとんどとらないようにしていた。
部屋でかけるBGMも歌詞のないピアノのメロディーだ。
カフェインは弱いからと全然飲まないようにしている。
部屋の照明も日中は窓の外からの自然光だけにしている。
乾燥するからと、暖房もつけず、少し寒い部屋で着る毛布を着て過ごしている。

僕とはかなり真逆だな。

僕は最大音量の激しめのBGMで脳みそを覚醒させるし、朝からエナジードリンクとかカフェインを多く含んだ飲み物を飲むことも多い。
その代わり長い時間を集中することは苦手だ。
僕の場合、刺激で1日の中に波を作り、波が何度もくることで1日の充実を感じる。荒波をサーフィンするかのように。急流をラフティングするかのように。

低刺激な生活は、まるで波のない穏やかな小池にボートを浮かべて、その中でずっと過ごすかのような。
そのほうが瞑想に近い形で集中力は長く持続する。遠くまで思考の紙飛行機を飛ばせるかもしれない。

僕は長い時間集中するのが苦手なんだ。
だから、そういう低刺激な生き方はとても魅力的に映った。