52はぁって言うゲームっぽいことをしてみる
中2 数学
冒頭で「はぁって言うゲーム」をやる。
「うん」「あぁ」「自分の名前」「がんばれ」
そして、4種類の「教えて」でやらせる。
A 手も足も出ない時
B 途中までやってみたけど、わからなくなった時
C 途中までできたけど、あっているか確認したい時
D 解けたんだけど、できているかどうか確認したい。
これをやることで、「教えて」と言いやすい雰囲気がつくれればいいな、と思ってやってみました。
そして、「“教えて”と言われて“えーっとそれはね。どういえばいいのかな?”と考えているこの瞬間に、かしこくなるんだよ。学習したことを整理整頓して話そうとするから。こうすることで、うまくアウトプットできるようになってテストのときにもできるようになれるわけだ。」と、かしこくなるための態度について共有した。
このあと一次関数の式の決定問題(点(2,4)を通り、傾きが−2の直線の式を求めよ)を説明し、練習させる。
さぁ、みんな聞いてくれるかなーと思い、楽しみにしながら様子を見ていたが、いつも以上に聞いていない。マンツーマンで教えていた子に、僕の意図を説明し、「これは大失敗だね」と笑っていた。しょうがないから教室をぐるーっと回り、何人かに声をかけていった。授業が終わって、ある生徒に「いやー、失敗したよー。こういう意図だったんだけど、全然ダメだったねー。実はね、あなたが「教えて」って言えたらいいな、と思ってあんなことしてみたんだよね」と言うと、その生徒は「先生、わたし先生に「教えて」と言ったのに、先生にスルーされたんですよ」と言いました。
「嘘⁈ごめん。じゃあ効果はあったのに、僕の耳が悪くて無効化されたってこと⁈あららー。」と2人で苦笑い。そんな1日だった。