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87 自分の個性を出せば出すほど、子どもも個性的になっていい仕事ができる?

三好 春樹さん介護と人生についての省察(1)─ 人生体験が介護の仕事を豊かにする(Femix[フェミックス]くらしと教育をつなぐwe241号(2022年12/1月号)
を読み、次の一文が目に止まった。

「自分の個性を出せば出すほど、老人も個性的になっていい仕事ができる。」

学校も同じなのだろうか。
僕らが個性的だと生徒は個性的になれるのだろうか。もしも、そうだとしたら僕らの多様性がちゃんと強みになるような働きかけをしていく必要がある。

多賀一郎さんが、この本の中で「桜だって、注目されるのは年に一度だけ。春以外の季節ではそんなに注目はされていない。先生だって、桜のようであってもいいはずだ」ということを言っていた。(ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが)
僕はこの発言がとても好きだ。年に一度でいいから、その先生の良さが学校全体で共有されるような場面をつくることが職員室の成功であり、それが学校の成功につながっている、と考えている。