5年度予備試験の感想
私は20代後半、社会人、アガルート答練以外は独学の受験生だ。
予備試験を受けるのは今年が2回目。1回目は短答1800位で通過、論文1030位で不合格だった。勉強を開始したのは令和4年の9月5日。ちょうど2年くらい前である。
1回目の時は死ぬほど勉強した。
内臓に穴が空いて入院し、その後も精神科の門を叩きながら勉強していたので、死ぬほどというのは誇張でも無い。術後のHCUのベッドで、麻酔の残り香に耐えながら、つよつよの痛み止めを連打して論証集をめくっていたのを覚えている。まあそれでも受からなかったのだが。
とはいえ、1年足らずで1000番台をとれた結果を見て、何回か受ければ受かるのかなと思った。
1回目の敗因は知識不足・実践不足だと考えた。民訴の独立当事者参加を論文試験の3日前に知ったくらいだ。典型論点も当時の私には現場思考問題だった。
2回目は典型論点を覚えるのをテーマとした。伊藤塾の新赤本を揃え、それぞれ2周した。書き慣れるために毎朝答案作成をした。アガルートの答練もとった。判例集だって読んだ。でも正直勉強飽きた。本読みたーい、映画見たい。勉強時間は落ちていく。でも短答は500位通過だ。まだまだワンある、論文いける!…
その結果がこれである。まあ、進歩は、しただろうが、正直できなかったな、と思う。悔やまれる。結局典型論点の理解が不完全な答案になってしまった(特に商法・刑訴)。もう少し根詰めてればなぁ。
そんな事言いつつ合格してる気は無くも無い。まあ落ちてもいいよ。また受けるから。
だって私は社会人。落ちても雇用も収入もある。ラクくていいわメンタルが。2回目の学びはこれだ。体壊して眠剤飲んでまで勉強はしなくていい。だって私は雇用があるから。
ローは行かない。法曹にそこまで興味がねえ。でも他にすることもなし、ペーパーテストは好きだから、勝つまでやるぞ。予備試験。
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