令和5年度予備試験口述再現 刑事(1日目)
①甲乙共謀。乙がVに電話。甲が封筒に入った現金(本件封筒)100万円を受け取り。→甲乙に何罪?
→詐欺罪
→構成要件要素は?
→一般的にということか
→そう
→欺罔行為、基づく錯誤、基づく交付行為、財物の移転
②乙が欺罔行為。Vが「不安なので孫に電話する。ちょっと待ってください」という。電話中に玄関先の本件封筒を甲が持っていった。
→窃盗罪
→構成要件要素は
→他人の財物を窃取したこと。主観的構成要件として不法領得の意思
→なぜ詐欺罪ではない
→被害者の意思に基づく交付行為