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私とあなたはピッタ・ヴァータ、でも同じじゃないよね。
アーユルヴェーダを学んだ初心者の方がよく言われることの1つ、、、
わかったようでやっぱりわかってない。
基礎理論でヴァータ、ピッタ、カッファについての知識を得て、自分や友人や家族のドーシャをドーシャテストで出してみると、Aさんは私と同じでピッタ・ヴァータ、Bさんは私の妹と同じでカッファ・ピッタ、CさんとDさんはヴァータなど同じドーシャの人が自分の周囲にいっぱいいる。
でも、Aさんと私って全く外見も違うし、行動パターンも違う、、、
Bさんと私の妹は肌質や丸い大きめの目などは似ているけど、性格は全く似ているところがないと思う、、、
CさんとDさんがヴァータと言われてもどこに共通点があるのかすぐにはわからない、、、
アーユルヴェーダの基礎理論を学んでドーシャテストの結果を見ただけでは本当に理解したことにはならないんですね。
例えば、Cさん、Dさんが同じヴァータドーシャだとしてもヴァータの空と風の割合や量によってまったく異なり、誰ひとりとして同じ割合、量を持つ人はいません。
単純なグラフで見れば少しはわかりやすいかもしれません。
例えばAさん Bさん Cさんはプラクリティテストをしたら、カッファ ピッタだったとします。
しかし3人ともそれぞれのプラクリティの分量や割合は異なります。
なのでカッファピッタだからと言って、自分と同じ人は誰もいないのです。
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Aさんはカッファの分量がピッタよりもとても多いので、スタミナがあり耐久があり、ピッタ的特徴よりカッファ的特徴がでやすい。
BさんはAさんに比較するとカッファやピッタの量はやや少ないので際立ってその特徴が目立たないかもしれません。
Cさんはカッファとピッタの分量の差がそれほどないのでカッファもピッタの特徴も同じように出てきやすいかもしれません。
今回はカッファピッタの例をグラフで示してみましたが、ヴァータピッタでもヴァータカッファでも同じことです。
あなたと同じ配分のプラクリティの人は誰もいません。
あなたは唯一無二の存在です。