遂に完結「ウェルカム・トゥ」シリーズ3部作! 歴代シリーズについて解説
どうもエレクリのNewonです。
傑作紙ペンゲーム「ウェルカム・トゥ」シリーズは発売当初より3部作だと言われていました。
11/17に日本語版が発売された「ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン」はシリーズ3作目にあたります。
悲しいですが、これにて「ウェルカム・トゥ」シリーズは完結です。
今回はそんな歴代「ウェルカム・トゥ」シリーズを拡張込みですべて、簡単にまとめました。
やったことある拡張は何個あるかな?
Welcome to...
傑作紙ペンゲーム「ウェルカム・トゥ」シリーズの第1作。
プレイヤーは著名な建築家としてベビーブームのアメリカで住宅地をつくる。
数字を選んで書き込み、アクションを使用する。
数字は最終的に左から昇順になるように書く。
シンプルなルールながら奥深く、何回やっても飽きないゲームとなっています。
ソロルール(スコアタック)があり、ソロプレイも可能。
Welcome to... 拡張1 イースター&核戦争
「イースターエッグハント」拡張と「終末の日」拡張、「ニューソロルール」が収録。
プレイには基本セットが必要。
「イースターエッグハント」拡張
イースターの季節がやってきた!
イースターエッグがある家に6や8など丸が含まれ数字を書き込むとイースターエッグを獲得。
獲得したイースターエッグの個数により点数を獲得。
特定の家に特定の数字を書き込み、その帳尻合わせの技術が求められる。
現在BGAにてプレイ可能(プレミアム会員限定)。
「終末の日」拡張
核戦争から身を守れ!
シェルターがある家に数字を書き込むと、その数字の人数をシェルターに収容できる。
それぞれの通りで収容人数が一番多い人と少ない人は得点を獲得。
盤面の数字を大きいほうか小さいほうに偏らせるか、または基本ルールで点数を稼ぐかとバランスを求められる。
ニューソロルール
「ウェルカム・トゥ」とその拡張でプレイ可能なソロルール。
基本セットに入っているものとは違いAAA建築家という対戦相手が追加されるオートマ系のソロプレイ。
対戦相手の難易度を自分で調節することが可能。
Welcome to... 拡張2 ゾンビ侵略&アイスクリームトラック
「ゾンビ侵略」拡張と「アイスクリームトラック」拡張が収録。
プレイには基本セットが必要。
「ゾンビ侵略」拡張
ゾンビから街を守れ!
ランダムにゾンビがバリケードをしていない家を襲撃し、感染した家は両隣に柵が作られる。
ゾンビの襲撃を防ぐには、柵アクションでバリケードを張るか、不動産アクションで獲得できる弾薬を消費する必要がある。
感染を防ぐ柵によって団地が勝手にできてしまうが、それを防ぐためにはアクションを消費する。
ゾンビの襲撃をうまく活用できないと点数が稼げない難しめの拡張。
「アイスクリームトラック」拡張
目指せ、最高のアイスクリーム売り!
アイスクリームが書かれている家に数字を書き込むと、手前の道路を通ってアイスクリームトラックが販売に来る。
ただし、アイスクリームトラックは一方にしか移動せず、通り過ぎた家には届けることができない。
最大得点を目指そうとすると左または右のほうから数字を埋めなければいけなくなり、数字の埋めやすさとアイスクリームの得点を天秤にかけたうえでの最終得点が求められる。
現在BGAにてプレイ可能(プレミアム会員限定)。
Welcome to... 拡張3 ハロウィーン&ウィンターワンダーランド
「ハロウィーン」拡張と「ウィンターワンダーランド」拡張が収録。
プレイには基本セットが必要。
ハロウィーン
トリック・オア・トリート!
おばけとキャンディーが書かれた家からどちらかをもらえる。
それぞれ一定数以上集めると得点やプール1個分などのボーナスに変換できる。
ただし、ほしいボーナスに必要な数が集まった瞬間にしかボーナスに変換できないため、しっかりとしたゲームプランを持っていることを要求される。
ウィンターワンダーランド
イルミネーションでクリスマスの街を彩ろう!
連続した数字の家にはイルミネーションを書き込むことができる。
それぞれの通りで一番長いイルミネーションがそのまま得点になる。
一番分かりやすい拡張なので、通常の「ウェルカム・トゥ」に慣れた人にオススメ。
現在BGAにてプレイ可能(プレミアム会員限定)。
Quack
迷子のアヒルを助けよう!
アヒルを挟むように数字を書くとアヒルを親元に返すことができる。
ゲーム中3回返したアヒルの数につき得点がもらえる。
ルールがシンプルであり、無料で配布されている拡張なのでぜひ入手してプレイしよう。
プレイには基本セットが必要。
英語ルールなため、ルールの翻訳と解説はこちらに載せてます。
Welcome to NewLasVegas
「ウェルカム・トゥ」シリーズの第2作。
場所は変わって今度はカジノの街をつくることに。
根幹のルールは変わらないが、得点方式がより複雑になりプレイ感も大幅に変わる。
偶数奇数の連続での点数や、街中を走って点数を稼ぐが終了時までに戻ってこないと失点になるリムジンなど一癖ある得点方法が特徴。
前作では少なかった失点要素が増え、どう高得点につなげるかが悩ましい上級者向けになっている。
ソロルール(オートマ)があり、ソロプレイも可能。
ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン
「ウェルカム・トゥ」シリーズの第3作。
今度の舞台は月!
8種類のゲームプレイにプレイごとに毎回違うキャンペーンシナリオと大容量であり、プレイヤーを飽きさせない。
根幹のルールはシリーズ通して変わらずだが、8種類のゲームはそれぞれ大幅にルールが異なり、まったく異なるプレイ感を与える。
今回からホワイトボードマーカー式に変更され、プレイ人数は8人までと少なくなった点は注意。
ソロルール(オートマ)があり、ソロプレイも可能。