不思議なパリの安宿のお話

さっきテレビで、何か頼むと、チャーハン食べ放題っていうお店見て、思い出したんですけど。

私、すごい面白い宿に泊まったことあって。面白い、っていうか、ああいう賭け、というか、冒険じみたこと、若い頃だから、何とも思わずできたのかなー、と。


私がパリで泊まった宿が、卵とご飯食べ放題だったので、思い出したんです。


その旅では、とにかく安い宿を探してて。ただ、行きたい場所へのアクセスが良いことと、パリ北駅のアクセスがいいこと。なぜなら、重いスーツケースを、運ぶのって、ほんと、大変なんです。一番覚悟いるのは、地下鉄の階段から地上にスーツケースあげるとき。30キロぐらいのスーツケースを、'不可能なんてない!'と自分に言い聞かせながら、運んでましたから。笑


で、ネットで見つけたのが、韓国人の方がやってる宿。韓国人の方の宿は、ほとんど、なぜか、朝昼晩食べ放題のところばっかで。ただ、アクセスがなあ、と、思ってて。


で、見つけたのが、その宿の掲示板でしか予約ができない、という不思議な宿。韓国人の女性がやってるみたいで、ただ、お客さんは殆ど日本人。掲示板も日本語だったような。記憶が不確かですが。


で、掲示板に書き込んで、宿の方が、'じゃあ、着いたら電話して。'と。それで予約完了。さすがに、もしも現地で、泊まれない、なんてことになった時のために、他の韓国人の方経営の宿の電話番号も、メモっていきましたよ!


で、いざ、最寄りの駅に着いて、電話したら、出た!で、迎えに来てくれた。宿のお客さんだった。笑 何でも、電話出るのも、迎えに出るのも、宿のお客さんだそう。


そこには、2,3泊したのかな…。ある時、電話鳴ってて、誰も手が空いてなくて、出られない時があった。電話に誰も出られなかったら、この宿にたどりつけないのか…、と思うと…。


宿での生活は、二段ベッドで、下宿みたいな感じ。猫が沢山いた。私はその頃は、安宿ばかり利用してたから、別に苦になることはなかった。


で、今、まだあるのかなあ?って、検索してみたら、出てきた!'白い門' ! 感想は、最悪、って方が、多かった。笑 安宿ばっかの経験だったら、そこそこ、って感じな気がするけど。


今は、そこまでして安宿に泊まらないけど。笑 むしろ、ちょっと高くても、何かしら言い訳にして、自分を甘やかしてしまうと思う。笑 若い頃は、できるうちに、何でもやっといた方がいいと、思う。それが苦にならないなら。笑

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