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コモでピカタ

出社前に栄に昼前に出る用事があって、どっかで昼飯を喰っていこうと思い立ったのが久々のコモ。

栄は会社からでも自分的には自転車出動範囲内なのでランチ圏内として大抵のところには普段から行けるのだが、スカイルの9Fまで上がるというハードルがあるのでコモにはなかなか行けない。

数年前に東新町と新栄の間に支店のような店を出していてそっちは行きやすかったのだが、あまり受け入れられなかったのか短期間ですぐに閉店。
味はそんなに遜色なかったように思うのだが、オバちゃんいないし本店と雰囲気は随分違ってはいた。

その支店を出した頃から看板娘たる名物オバちゃんがキャラクター化されて文字通り店の看板になっている。
イラストはかなりマイルドタッチになってはいるが、実物は相当パンチが効いている。
それでいて優しくて愛らしいので人気があるのだ。
この名物オバちゃんの他にもウェイトレスオバちゃんズがいるのだけれど、今日は二人体制だったけれど名物オバちゃんの姿はなかった。
前回来た時もいなかったんだよなあ。元気でいてくれたらいいんだけど。

この店はいわゆるあんかけパスタの店として今は分類されているけれど、その本質は東京でいうロメスパの店でありジャポネのようなスタンド洋食系の店だと思われる。
メニューにカレーが見受けられるのも同様。
ジャポネがジャリコとかジャポネとか独特のネーミングのメニューが並ぶように、ここコモでもシガツとかコゲとかよくわからないネーミングのメニューが並ぶ。メニュー名の横に説明書きがされているのだが、リニューアル前まではこのシガツとコゲの二つに関しては説明書きなしの常連御用達メニューであった。
そんな独特メニューの他にもタラコやイタリアン、インディアン、ボンゴレビアンコなどあんかけ以外のパスタも多くて、炒めスパ系のメニューはやはりロメスパの雰囲気漂う。

そんな多彩なメニューをまだ僕は制覇しきっていなくて、大概注文するのはピカタ。
あんかけパスタ店には必ずといってあるメニューで、豚肉の黄金焼きをのせたあんかけメニューだ。
このピカタには、豚肉を一枚一枚玉子で包んで焼いてあるタイプと天津飯のように大きな円形の豚肉入り玉子のタイプがあるが、コモは後者の天津飯タイプ。
このピカタがサービスランチとして100円引きでいつも提供されており、あんかけピカタ至上主義の自分としてはついついそれを頼んでしまう。
コモは盛りが多いことでも有名だが、サービスピカタは最近やや控えめになったような。

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コモのあんかけソースは他店に比べ、やや淡い味わいでデミやトマト系の感じはあまりなくどちらかというと中華餡にも近い味。
スパとカレーしかないのに卓上に何故か紅ショウガも置かれていて、これを加えるとまさに天津麺だよねこれ、という雰囲気と味わいになる。
茹で置きと思われるコシのない麺もまた趣深く、このソースと玉子によく合っている。

今回も満足。次は久々にシガツを注文してみようかな。それとも未食のコゲやコモか。

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