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アラフィフ女子が旅に出る理由
旅をすると、文化や習慣の違いによるハプニングやトラブルに出会います✈️
電車が時間通りに来なかったり、車掌がタバコをぷかぷか吸っていたり。食堂で注文した料理と違うものが出てくることだって珍しくありません。
でも、こういった出来事にいちいち目くじらを立てて腹を立てていては、旅の楽しさは半減してしまいます。
その国では私は「外国人」であり、「お邪魔している身」。だから、「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、その地の習慣や文化にできるだけ馴染むように心がけています。
習慣や制度の違いを「間違い」として捉える人もいますが、実際にはそれはただの「違い」です。日本式を押し付けても、相手に嫌がられるだけ。そうした「違い」を受け入れることこそが、旅の醍醐味の一つではないでしょうか🌏
母の介護を機に旅が中毒に
私が旅に夢中になり始めたのは、母の介護が始まった頃のことでした。
ある日突然、母は左半身が麻痺してしまい、目が覚めたらその状態に。これまで活発に生活していた母にとって、それは衝撃的な出来事だったと思います。
母は最初の一か月ほどは落ち込み、やりたいことができなくなったことへの悔しさや悲しみが募っていたように見えました。その姿を見たとき、私は「自分はやりたいことを今のうちにやろう」と強く思ったのです。それが「旅」でした。
旅への憧れを抱いた子供時代
私の旅への憧れの原点は、TBSのテレビ番組『兼高かおるの世界の旅』にあります📺
小学生の頃、毎週日曜日の午前10時になるとテレビの前に座り、夢中になって見ていました。
浅野家では週末は家族全員で掃除をするのがルールでしたが、私は自分の担当箇所をさっさと終わらせ、この番組を見る「権利」を勝ち取っていました。それくらい、この番組が好きだったのです。
番組に映し出される異国の風景、異なる空気感、人々の表情や肌の色、聞いたことのない言葉。そして自由を感じました。
そんなすべてが私にとってスリリングで、「知らない世界をもっと知りたい」という思いを掻き立てられるものでした。
旅を通じて感じる喜びと共有の楽しみ
「三つ子の魂百まで」と言いますが、私の場合は「小学校四年生の魂百まで」なのかもしれません。あの頃に感じた感動が、いまだに私を旅へと駆り立てます。その感動を再び味わいたい。そして、それを多くの人とシェアしたい。
これが、アラフィフになった今でも私が旅に出続ける理由です。
そして、明日からシンガポール、バリ、カンボジアの旅に出かけてきます。
そして自由を感じてきます。
旅を通じて、新しい発見や出会いを重ねながら、これからも自分の人生を豊かにしていきたいと思います😊