挑戦と成長の軌跡:新たな出会いがもたらした人生の糧 50代
私の50代の物語は、変化と発展の続きです。
この新しい十年は、新しいキャリアの探求、大切な家族との別れ、そして新たな土地での生活のスタートなど、私の人生に大きな影響を与える出来事がいくつもありました。
そして、これからもあるでしょう。
それぞれのステップが、私の今とこれからの人生を形作る重要な要素となっています。
50歳 - ヨガインストラクターとしての新たなスタート
2020年、新型コロナウィルスの渦中、ヨガインストラクターとしてのキャリアをスタートしました。
先生になるためのトレーニングを受け、友人や知人に自宅とオンラインでヨガを教え始めました。
毎日ヨガを教えるうちに、身体と心が疲弊していくことに気づきました。
ヨガは自分の練習は楽しいけど、人に教えるのはまた違う。
よりサステイナブルで身体に楽な別の方法を模索し始めました。
52歳 - 母の死
2022年の夏、母が亡くなりました。
同年1月に究極の選択を医師から求められていました。
ワーファリンという降圧剤の服用をやめるか、副作用でおこる症状により左腕が壊死するのを選ぶか。
どちらにしても苦渋の選択でした。
私は母の身体が壊れていくのを感じ、
「お母さん、がんばったね。もういいよ」
という思いでいっぱいになりました。
そして、母がどのようにして「枯れて」死ねるのか?を考え続けました。
それはなぜかというと、臨終の専門医によると人は「枯れて」死ぬのが一番楽らしいです。
だから、胃ろうはもちろんのこと止めていたし、鼻から栄養剤をいれる経鼻のチューブを取るように医師に交渉していました。
その矢先、母は8月16日に他界。
死ぬ間際まで「苦しくない」と言い続けていた母の強さに感謝しました。
53歳 - 神戸での新生活と新しいチャレンジ
母の四十九日を終えて間もなく、上司から異動の相談がありました。
それも今度は沖縄ではなく、神戸に。
神戸事務所の立て直しのためでした。
私はこれがこの組織への最後のご奉公と思い、2023年1月神戸に転勤しました。
初関西!
同じ組織ではあるものの、業務内容が変わり、事務所と自宅ぼ2つが新しい環境での生活。
そして、関西独自のボケとつっこみの会話。
これは今でも慣れないです!
54歳 - 大きな転機とノマドの冒険
2024年、13年間勤めた組織を退職し、2月にはジョージアへ出発。
ノマドワーカーとして生活を経験しました。
世界中を旅しながら、仕事を続けていく、コロナ後にとくに目立つになったこの働き方。
風のように生きたい私は、「場所、時間、人」を選んで生きていくノマドワーカーに憧れました。
そして、ジョージア滞在の1か月間、web系の職種10個を体験。
結局、私にはこの職種は向かないことが判明(笑)
どちらかというと、このような仕事を「作る側」の立場であると実感しました。
でも、ここでの収穫は仲間でした。
この地でしか会えない人たちとの出会いでした。
その後は、トルコ、カナダ、アメリカと世界一周。
3月に日本へ帰国。
そして、京都市へ移住し、現在に至っています。(2024年9月)
7月にはツアーガイドとして新たなキャリアをスタート。
体力と知力をかなり消耗する仕事のため、週3日はツアーガイド、週4日は充電時間として調整をしています。
この物語は、今までの人生とこれからの人生、それぞれの瞬間が私の存在と成長に不可欠であることを教えてくれます。
今後も私の冒険を皆さんと共有し続けることを楽しみにしています。
次回の投稿では、私がなぜツアーガイドを選んだのかをお送りします。