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200624

朝2時間ほど仕事をして(またオンラインミーティング)、なんだか記憶がないけどあっという間に3時になる。
そしてヤちゃん登場。
除湿機とヒーターをあげることにしたので引き取りにきてもらったのだ。
キちゃんもヘルプに来るはずだったけど、来たのは彼女ひとりだった。
キちゃんは大学生なので、おかあさんの用事よりも大切なことがいっぱいあるらしかった。
だから、ヤちゃんはきょうはヒーターだけ持って帰ることにして、また後日除湿機を取りに来ることになった。

暑い日だったので、
座ってもらって、窓を開けて風を通し、去年仕込んだ杏酢を水で割って出す。
杏酢はおいしい。
浸かった杏も一個取り出してナイフで切りながらふたりでたべる。
あ、これは、子供のころにたべた、チューブに入っていた杏の氷菓だ!あのチープな味がした。
ヤちゃんもすぐにわかってくれて、昭和の子どもだった、そのよさをふたりで讃えた。
そこから話は盛り上がり、わたしもヤちゃんもオーガニック野菜や自然療法みたいなものをずっと生活に取り入れているんだけど、でもやはり昭和のあのグロテスクな時代に全盛だった味はソウルフードなので、実は添加物や化学の力の結晶の味が好き、という話になった。
身体にいいものがすきだけど、悪いものもすきなのだ。
昭和はそんな時代だった。
この前会ったときにヤちゃんが「仕事から戻ってゆっくりした気持ちでビスケット1、2枚とミルク紅茶を飲むのが最高なんだよね」って話していたのをいいなとおもっていて、そのあとすぐにわたしも真似をした。
でも、4、5枚止まらずに爆喰いした。
それが、わたしは糖尿病予備軍なので、そのときに「わたしは甘いものはそんなにたべないんだけど」とか「量はたべない、少しでいい」とか話していたはずが、自分で自分を裏切るように、挑戦するように、なんだか爆喰いしてしまう日が続いた。
その話をしたら、ヤちゃんも「いやーわたしもビスケット1、2枚とかいってたけど、そのあと爆喰いした」といっていて、笑った。
前に会ったときは押さえ気味に話していたのに、きょうは荒れていて、爆喰いの話に花が咲いた。
大笑いしていたけど、なんでそんなに自分を裏切るようにたべちゃうんだろうね、という核心は、それはやはりストレスなんだよね、過食は自傷行為なんだよね。
でも、食事だけではなく、「朝早く起きる」と決めたら、絶対に遅く起きる自分がいる。
ヤちゃんもそうだというので、自分で自分を裏切ることに快感があるんだろうね、という結論が出て、それは潜在意識とかが関係しているのかもしれない。

引っ越しの準備は着々と進んでいる。
🍂はわたしのために棚やキャビネットを作ってくれた。
ここにわたしのものを置くんだな、とおもったら愛を感じた。
大丈夫かな、という時期は過ぎたようで、もう揺らいでいない。
「けんかをしてももう帰るところはないからね」という。
そうなのだ、わたしはこの国に実家がないし、友だちを頼って逃げ込むとかわたしはしたくないので、もう帰るところはなくなった。
まあ仮に何かあったら、🍂に出ていってもらおうとおもう。
わたしは出ていかない。

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