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新人ブログ<#85>

IT業界に入社してから、「権限」という言葉をよく聞くようになった気がします。たとえば、「そのドキュメントへの閲覧権限がない」「システムの設定を編集する権限が無い」など。

Moodle / MoodleWorkplace (以下総称してMoodle) の最上位の権限を持つのは「サイト管理者」です。サイト管理者は、プラグインのインストール、テーマの設定などサイト全体に影響する設定もできてしまいます。
MoodleWorkplaceのテナント管理者は、あくまでもそのテナントだけにかかわる設定を行う権限ですので、影響の範囲に差があります。

弊社のメンバーも全員自分専用の検証サイトを持っており、サイト管理者の権限を与えられています。検証する際に教師アカウントや生徒アカウントでログインすることもありますが、基本私の場合はサイト管理者でログインすることが多いです。サイト管理者に慣れてしまうと、下位権限のアカウントでログインしたときにメニューの少なさやできる範囲の狭さを思い知ります。

しかし、なんでもできてしまうサイト管理者の権限を持つことは、実は危険な面もあると考えています。なぜなら、Moodleをよく知らないまま設定を触って戻し方がわからなくなってしまうことがあるからです。実際、私は何でも触ってしまうタイプなのでよくやってしまいます。
サイト管理者権限は然るべき人のみが持つことが、スムーズな運用のファーストステップではないかと思います。

ちなみに、EduDXの「かんたん初期設定」のとある動画を見て知ったのですが、サイト管理者は増やすことができます👀サイト管理者は前述の通り、そう何人も必要ではない権限ですが、どうしても複数人必要な場合もあると思います。もちろん、サイト管理者の権限が不要になれば、簡単に権限を外すこともできます。

▼EduDX「かんたん初期設定」の詳細はこちら▼


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