いろんな人に会いたい→なるほど、たしかに会えるのは営業かも
人に人格があるように、法人にも人格があるシリーズ。これも先日来社してくれていた就活中の学生と話していたときに気づかされた話。
その学生は「いろんな人に会える仕事がしたい。そのために営業をやりたい」といっていた。自分としては正直営業を志望する雰囲気の方ではなかったので、少し驚きつつ、たしかにそう、想像どおり営業であればいろんな人に会える仕事だよなと。
という私はといえば、自分が新卒で入社したときに配属先が営業といわれ、受け入れつつも内心自分は向いていないのでは、と思っていた。けれど、結果的には営業からキャリアをはじめられて本当によかったと思うし、また、いろんな人に出会わせていただいたのは、自分が営業で外回りをしてきたからだ。先輩から引き継がせてもらうお客さんもいれば、自分で開拓してきたお客さんもいる。取引にまで進まなかったお客さんも含めればそれこそ数知れない。
さらに、その学生はこうもいっていて、「たとえば銀行に勤めたとしても人には会えると思う。ただ、お金がほしい人ばかりなのではないか?」と。
なるほど、たしかに。
もちろんそんな人ばかりではないと思うが、事業によって、会社によって出会える人は違うのはたしか。
自社はデザイナー向けに事業をしているため、層は偏るかもしれないが、それでも大企業から中小企業、個人の方までお会いすることができる。また、レイヤーでいえば、現場のデザイナーからマネジャー、社長まで会えるというのは恵まれているかもしれない。
そう考えると、唯一応えて挙げられなかった視点としてはどんな人として会うかという点もあるだろうなといまは思う。相手との関係性として、機材屋として会うのか、仲間として会うのかはぜんぜん違う。それはその企業のビジョンであり、ミッションから来るものもあるし、それまで積み上げてきた歴史から来る経験もあるだろう。そんな積み重ねで人格は形成されていくのだと。
また気づかされた。
またこの点からみても法人の人格ってあるよな。
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