ワインコラム番外編:ミミの俳句
フランスよりの賓客Mimiさんは、最近Haïku(俳句)に凝っています。
パリで月を眺めて詠んだ一句を披露してくれました。
Un petit nuage
voulait cacher la lune mais
elle a fait un trou
五+七+五の音節で構成されているまさにHaïkuです。la luneは月。月は秋の季語ですので、秋のパリの夜空を詠んだものとしましょう。
試しに日本語に訳してみると
雲ひとつ
刺して明るき
パリの月
いかがでしょうか?
最後の行のelle a fait un trouは、直訳すると「月が雲に穴をあけた」となります。日本人にはない感性にハッとしますね。
1年間、ワインコラムをご愛読いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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