カラダとココロの声を聴いてみて。自分メンテナンスはあなたの生き方を見つめる最高の時間
こんにちは、あいすかです。
みなさんお元気にお過ごしでしょうか。
この1か月、かあちゃんは夏休み中の子どもたちと、日々格闘しておりました。
子どもたちにとっては、コロナ禍に入り2回目の夏休みとなりました。
学校でも幼稚園でも、ずっとマスクをつけて過ごしているのだから、思うように自由に過ごせなかった面もあったと思います。
だからかなぁ、夏休みに入ったとたんに、我が子たちも発散しまくっています。
「かあちゃんは山へあそびに、かあちゃんは川へあそびに」と、絵に描いたような毎日を過ごしています。
パワーみなぎる子どもたちと過ごすには、本当に体力が必要です。
気力だけで、子どもと過ごすなんて、アラフォーにはもう到底無理なんですよ。
でもね、20代の頃よりも、今のほうが体力も筋肉量もあるんですよ。
運動神経も復活したような感じでびっくりしています。(笑)
また前置きが長くなりました。
今回のお手紙では、自分メンテナンス(カラダとココロ)について書いてみたいと思います。
かあちゃんに少しだけ、お付き合いくださいませ。
昨年取り組んだカラダメンテナンスから学んだこと
かあちゃんは、1年半前から、カラダメンテナンスのためにオンラインレッスンを受けています。
ストレッチ、ヨガ、ピラティス、バレエエクササイズ、ダンス、呼吸法などなど。
ちょっとした隙間時間ですが、最近でも毎日30分以上は欠かさず行っています。
昨年の緊急事態宣言の自粛期間中は、特に頑張っていました。
家事や子育て、仕事の合間に毎日、なにかしらのレッスンを3つくらい入れて、パソコンの前にかじりついて運動していました。
カラダを動かしていると、もやもやっとした気分もすっきりするし、体重は変わらなくても筋肉がだんだん付いてカラダも締まってきて、もう夢中になっていました。
加えて、この時期にテニスも再スタートしました。
近所のテニスコートで週に1〜2回程度、大学生から70代くらいまでの多世代のテニス仲間たちと汗をながして過ごしています。
出産以来、約10年ぶりのテニスに心がワクワクして、楽しくてしかたがないのです。
そして、何より、自分ひとりの時間がとれる。
今のかあちゃんにとって、テニスは生きがいなのです。(大げさですが)
そして今度は食事にも気をつかうようになりました。
外食を控えるようになり、家での食事が増えたことがきっかけでしたが、オーガニック食品から、調味料、栄養成分まで、興味関心はどこまでも広がっていきました。
調味料もかえてみたり、プチ断食と称して、プロテインファスティングにも6日間トライしたこともあります。
子どもや夫が食事をしていても、自分はドリンクを飲むだけ。
栄養素はそのなかに充分入っているので、劇的に体重は落ちたりしませんでしたが、なんとなくおなかはスッキリしたような感じもしました。
そんなこんなの健康生活が半年以上続いたある日の朝、目が覚めているのに、目が開かないのです。
しかも無理やり目を開けると激痛が走り、涙がとまりません。
子どもを学校と幼稚園へ見送り、急いで急患で眼科へ行くと、角膜潰瘍との診断でした。
角膜の表皮に潰瘍、傷ができてしまう病気です。
胃にできたら胃潰瘍ですよね。そう、疲れとストレスが原因。
良かれと思ってしていたことが、全くの逆効果となり、体内に活性酸素が出すぎていたのかもしれません。
オンラインになり、ドライアイが急増したり、視力低下の人が増えているそうですが、まさかまさか、自分まで予期せぬ体調不良。
しかも、健康にストイックになりすぎた生活が仇となってしまったのです。
カラダメンテナンスをしているつもりが、全くメンテナンスになっていなかった。
1週間ほど飲み薬と点眼と眼軟膏をつかい、やっと潰瘍も和らいで、普通に生活ができるようになりました。
そして、何でもやりすぎてしまうかあちゃんの性格、多動な生活スタイルを、再度見直すことになりました。
まずは運動の軸をテニスに決めました。
オンラインは、そのサポートとして利用することにしたんです。
テニスのためのストレッチ、アフターケア、体幹を鍛え、呼吸を整えるためにオンラインレッスンを活用する。
その時の体調に合わせて何をするか、じぶんのカラダに聞いてじぶんでチョイスする。
そうすることで、カラダを動かすことにも明確な目的ができ、目標を少しづつクリアしていくことができるようになりました。
テニスもオンラインも昨年から今日までやめずに継続できています。
じぶんの気持ちを意識を向けたことで、昨年より、ココロにも余裕ができたように感じています。
運動量は以前より少し減ったし、よく食べて飲んでもいるのだけど、筋肉は落ちていないし、体調もいいんですね。
子どもと遊び疲れた日は、たとえレッスンがあっても無理に運動せず、しっかり身体をほぐして休めばいい。
お風呂に浸かって早めに寝る。美味しいお酒も飲んでOK。
かあちゃんがイライラせず、機嫌よく過ごせることが、家族にとっても最高にいいことなのだということも、子どもと夫の反応で実感しました。(笑)
健康が、とか運動が、とか云々の前に、自分のカラダとココロに聞いてみる。
メンテナンスって、元ある場所に戻り、整えることなんだなぁって、つくづく思いました。
ココロを整える方法~かあちゃんバージョン~
ココロを整える方法は、いろいろあります。
気心の知れた家族や友人、専門家に話を聴いてもらうのもいいでしょうし、日記を書くといった、ひとりで内省する時間もいいと思います。
ネットでも、睡眠、癒し、瞑想、禅、マインドフルネスなどなど、たくさんの書籍や情報があふれています。
音楽を聴いたり、絵画を観る時間もいいですよね。
エラマ的なところでは、サウナ、森、自然と触れ合うなどでしょうか。
なんでもいいと思います。まずはやってみる。
かあちゃんもこれまでたくさん実践してきましたが、最近は3分間瞑想をすることで、ココロを整えています。
瞑想といっても、既にかあちゃん流になりつつあるのですが、、、(笑)
最初に瞑想を体験したのは第2子妊娠中、近所の禅寺で妊婦座禅会に参加したことがきっかけでした。
それから禅やマインドフルネスに関心をもつようになったんです。
座禅って、凄くつらいイメージありませんか?
ずっとあぐらをかいて、目を閉じて、動いたらバシッと肩をたたかれる。みたいな。(笑)
しかも、おなかの大きな妊婦がするの?できるの?って。
大丈夫。いい姿勢であれば、全く疲れません。
背骨の上に、きちんと頭蓋骨がのっかるように座る。
背骨の筋肉がやわらかい状態にしておくことがいいみたいです。
妊婦さんは、関節も緩みやすくなっていますし、オキシトシンっていう幸せホルモンもでているし、そのせいもあって、産前産後はぼーーっとしやすいのだけど、かあちゃん自身は、座禅をした後、より頭がクリアになった感じがしたんですよね。
その時の感覚を忘れかけていたのですが、先日、とあるキャリア関係のお仕事で、企業研修などでも実践されているマインドフルネスを教えてもらう機会があったんです。
かあちゃんもマインドフルネスは知ってはいたけど、実践したことはなかった。
近年、企業だけでなく、国連でも職員にむけた「心身の健康についてのガイドライン」でマインドフルネスを推奨しているんです。
それを知って、禅寺での妊婦座禅会のことも思い出して、またやりたくなったというわけです。
家で座禅は難しくても、マインドフルネスのような瞑想ならどこでもできる。
最近はちょっとした隙間時間に3分間くらい目を閉じて、呼吸にだけ集中するようにしています。
頭のなかで考え事が浮かんでも、オッケー。
①雑念がわく→②それに気づく→③呼吸に意識する→④集中する
これを繰り返せばいいのだそうです。
最初は3分も長く感じたけど、いまはもっとやりたいなぁって思い、できるときは1日に3、4回しています。
もうちょっとやりたいな、くらいがちょうどいいような気がしているので、いまはこんな感じでやっています。
マインドフルネスにしても、運動にしても、これはこう、と決めつけず、いろんな方法で素直に取り入れてみたいと思っています。
自分メンテナンスは全てのエネルギー活動の基盤である。
かあちゃんのカラダとココロのメンテナンスについて話をしました。
書きながら気づいたのですが、カラダを動かしすぎると不調になるし、アタマを使いすぎるとショートするし、ココロはマインドフルネスを求めている。
本来かあちゃんは、とても省エネ人間だったんです。
つまり、無理はしない、他者と比べない、自分のココロとカラダを上手にエネルギー循環させていく。
そんな生活スタイルを自分は望んでいたのです。
今更ながらに自分のカラダとココロのパワーバランスに気づくことができました。
自分メンテナンス、いろいろ失敗もしたけれど、やってよかった。
省エネを意識して過ごしていると、少し自分に余力が残っているからなのか、まわりの人たちや環境に、そのエネルギーを分けてあげることもできるんですよね。
それもキモチよく、ここちよくできるんです。
(子育てでもイライラしなくて済むし、夫にも優しくなれたりします。笑)
どんな活動も、まずは、ひとりひとりの資本(カラダとココロ)が基盤になってきます。
仕事がまさにそう。
諸説ありますが、「働く」の語源は「傍(はた)をラクにすること、楽しませること」
ともいわれています。
他者の負担を軽くし、ラクにすること、楽しませること。
たとえば、家族が食に困らないようにする、洗濯や身の回りの世話をする。地域のためにボランティア活動をする。
これらはすべて「働く」です。
でも、誰かをラクにするために自分を犠牲にしてまで働くのは違いますよね。
自己犠牲にならないためにも、じぶんのカラダとココロに耳を傾ける必要があるんです。
現代は地球全体のメンテナンスが必要な時代に突入しています。
大きな課題が盛りだくさんな世の中に生きているからこそ、まずは、じぶんを疲弊させないよう意識することが大切だと、かあちゃんは思います。
それが、まわりの人たち、地域社会、そして地球全体のためにもなるのです。
かあちゃんにとって、このコロナ禍が予想外に良かった点は、カラダとココロのメンテナンスを通して内省する機会と時間がたくさん持てたことでした。
みなさんも、いまの自分のカラダとココロを一番に考えて日々を過ごしてくださいね。
それが、廻りまわって、あなたの大切な人たち、そして未来のあなた自身の幸せや喜びに
つながっていくと思うから。
あ、今回のお手紙も長文になってしまいましたね。
お許しください。
次回は秋になるかな?
それまで、暑い日が続きますがお元気でお過ごしくださいね。
Text by Äiskä あいすか(Cheer up girls★かあちゃんライター)