#46 言葉にごまかされないようになるには〜マインドの法則
マインドを波長で感じとるとは
私はよくマインドを波長で感じるといいます。多分これを読んでくださっている方の中にはマインドを波長で感じるってどういうこと?と思われている方も多いかもしれません。分かりやすく説明するために具体例を挙げようと思います。
例えば、誰かが怒っていて、口には出さないんだけど、絶対にこの人怒ってるよなあってわかることってありませんか?
例えば我が愛犬などは波長で全てを読み取ります。言葉に出していなくても、ママはそろそろお散歩行くつもりだなあ、なんて具合に。そろそろご飯だよね、そろそろ散歩行こうと思ってるよねと、こちらの考えていることを言葉にしていなくても感じ取ります。マインドの波長を感じると言う事は言い換えてみると相手の気を読むと言う事かもしれません。
空気が読めない人とよく言いますよね。あれはいわゆる場の空気を読んでいなかったり、相手の気を読んでいなかったりすること。つまり、目に見えないもの、言葉に現れていないもの、論理的に理解できないものを読んでいないからそういうことが起きるのです。
ただ、私たちが注意しなければいけないのは、人は言葉では何とでも言えるのです。だから言葉尻だけを捉えていると、本当の相手の気持ちを読み取ることができなかったりする。
嘘をついてる人を見抜けないのは、言葉をそのまま額面通り捉えてしまうから。でも、よくよく考えて欲しいのですが、言葉と言うのは、人間が生み出したあくまでも便利なコミニケーションツールに過ぎないと言うことです。言葉でこう言っているからといって相手が本当にそういう気持ちなのかどうかは確証がない。そう割り切って、言葉を額面通りに捉えず、相手の気を読むと言うことに集中すれば、もっと嘘なども見抜けるのかもしれません。空気が読めないなんてことも起こらないのかもしれません。
でも、私たちは表面的な言葉を重視しがちで、相手の気を読むことを軽視してしまいがちです。私もコミニケーションなど、言葉の大切さを伝えたりもしますが、実はもっと大切なのは相手の気を読むことだと思っています。相手の気を読むことをもっと重視すれば、その人が本物かどうか、その人が嘘を言っているのかどうか、その人の真意かどうか、実は全て感じ取ることができます。
なぜマインドの波長を重視するようになったのか
私がマインドの波長を感じ取ることを重視するようになった、もっと言えば言葉より気を読むことを重視するようになった背景には、過去のつらい経験があります。
簡単に言ってしまうと、前夫は嘘を平気でつく人だったのです。比較的素直に相手の言葉を受け取るタイプだった私は、全くそれが嘘だとは見抜けずにずっと騙されていました。しかし嘘に嘘が重なり、もう本当は何なのかがわからなくなってくると、さすがの私も気づくものです。この人は嘘ばかり塗り重ねている人だと。
それと同時に言葉の怖さも痛感しました。人間は言葉ではいくらでも何とでも言えるのだと。だから私は言葉を額面通りに受け止めなくなったのです。もっと言えばその人が裏に抱えている気を読むことに集中するようになったのです。
この方法は、私に真実を見抜く目を与えてくれました。そして前夫のフェイクだらけの日常にも気づくことができました。ようやく目を覚ますことができたのです。少し遅すぎましたが。
相手の気を読むと言う事は、相手から伝わってくる波長を感じとることとイメージが近いかもしれません。相手のマインドを波長で感じる。頭ではなく感覚で感じる。人間は本来、野生的な本能が備わっているはずです。危険を察知する本能、相手の気持ちを感じ取る本能など。文明が進んで、言葉と言うものができて、便利になった反面、私たちはこれらの貴重な能力を忘れているような気がしてなりません。
でも近年になってマインドフルネスに代表されるようなフィーリングを重視するスキルが改めて見直されるようになってきました。今自分が何を感じているかを五感で感じとる、そんなスキルがマインドフルネスに含まれている事はとても嬉しいことです。
私たちは本来言葉がない時代でも、お互いの気を読みあうことでコミニケーションをとっていたような気がします。そして言葉がない時代であれば、考えすぎてストレスをためると言う事もなかった。言葉が頭の中をずっとぐるぐる回ると言う事は起こりえないのですから。
言葉ができたことによって、プラスの面もあるけどマイナスの面もある。言葉はとても便利なものだけど、私たちの本来ある直感や想像力といった本能的なエネルギーを弱めるもののような気がしてなりません。
これから少しずつ私たちが言葉から解放されるような時代の流れになっていくといいなあ。そんな気持ちをここに残しておきます。
13分
追伸:スピードライティングの技を磨き中!3記事ぐらいは楽勝になってきました。
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最後まで有り難うございました(^人^)