0か100かで捉えるな
物事を全て0か100かで捉える人がいる。
過去の自分はまさにそうだった。
-東京大学に行けば、何もしなくても就職が簡単にできる。
-明日の面接で失敗したら、全てが終わる。
-試合で1発目に打ったシュートが入らなかった。今日はダメだ。
こうした考え方は、ネガティブ思考的にも、ポジティブ思考的にも、両面において悪い影響があるだろう。
特に楽観主義だが緊張しいの俺は、面接がすごく苦手で、
「一瞬でも頭が真っ白になると、面接で落とされてしまうに違いない」
とまさしく0-100で考えていたことによって緊張感が爆増し、そのせいで実際に何度もパニックに陥り、クソループにハマっていたのだ。
しかし、みんなも分かるように、0-100で決まる事象などこの世には全くない。
全てはグレーなんだ。
自分の思い通りに全てを動かせる人はいないし、ネガティブな妄想通りに悪くコトが運ぶことも意外とないんだ。
これを知ったのは最近だ。
0-100で捉えない。点数を付けて可視化する。
精神科医の樺沢先生も、「白黒思考」としてこの考え方を紹介している。
冷静に、フラットに物事を見つめよう。
部分点を取ろう。
嫌な出来事が未来にあると、不安感やネガティブな妄想は「0点の未来」を見せてくる。その感情は防衛本能であり、否定してはいけない。感謝の念を持って、冷静に自分の取るべき行動にフォーカスして生きていく。
まあ、この考えができるようになったのはここ1.2年のことなんだけど。