オリジナル曲「そらのつづき」
弛まない轍のなか 重くなる靴の泥
自分らしくってなんだろう。
ふと考えました。現代を生きている中で、「普通」とか。「常識」とか。
環境、性別、年齢。いろんな違いがある中でも、そのような「今まで作り上げてきた社会」や「風潮」によって作られてきた「轍」が立派で、とても頼もしくて。それがあったから後に続く人が安全に通れたり、救われたり。先人の方々が頑張ってこられたから。
だけど、「見方」を変えてみると、その轍に乗っかれない人たちがいるかもしれない。がんばらなきゃ。とか。横道にそれてしまっているボクはダメなのかな。とか。目の前に置かれた「こうあるべきでしょ?」と緩むこと、弛むことすら許されないような轍を感じたことがあります。頑張って自分のペースで進んでは見るものの、なかなか歩き出せなくて。泥の中を進んでいるように足が重たくて。靴についた泥がだんだんおおきく、歩みを止めていきます。
もつれて転んで進むこと怖いなら
そんな自分がうまく歩けなくて、転んでしまった時。周りの人ができていることが当たり前のように。「どうしてボクはできないんだろう」って。
ダメなのかもしれない。先を見るのが怖いって。比較したくなくても。嫌でも視界に入ってくる現実に、目をそらしたくなるときがあるかもしれません。
なくすことおそれないで そっと手をにぎっているから
そういう気持ちの時って。当然落ち込むのもそうですけど、すごい喪失感というか、自分がこの世界に嫌われているとか。必要ないのかなって。余計なことまで思ってしまうときがあります。独りぼっちになってしまったような。負の思考の連鎖で、だんだんと沈んでいってしまいます。辛いですよね。分かります。そんな方がいたとき、何かできること。かける言葉は。とか。そんな立派なことはできないけど。ただそばで寄り添ってあげたいなって。
見つめてるくすんだ空が 「世界のすべて」だって絶望していたんだ
とあるニュースを見ました。
学生さんの自殺が増えている。というニュースでした。とても悲しいです。
でも。それが現実です。そんなとき、解説の方が言っていました。
「学校や仕事場。人のコミュニティ、環境が整っているような状態だと、良い面もあるけれど、なにかあった時に。逃げ場がない。変えようがない。そこで過ごしているのが世界の全て。100%だとおもって、この生きている世界を変えるとはできないんだ。とおもい、絶望してしまうんです」と。確かに。その言葉がすごく刺さって。そうだよなって思いました。つらい時って視野が狭くなってしまいますし、物事を俯瞰的に見れないときだってありますし。
キミが言う「もういいんだよ」って 繋がっている道に 別れつぶやく
そんな世界に絶望し、諦めてしまう。やめてしまうこと。まだ道が続いているのに。でも。辛くて。その先を見るのがつらくて。遠くまで続いている道のりに。別れを告げてしまう人もいるかもしれない。目標とか。夢とか。
…人生とか。
悩んで暗くなる空に 遠すぎて見えない星達がまってる
扉にかけた手に込めた 思いのままの夢
道はつながっているから
でも、でも。天気によって光り輝く星が見えない日だって。にぎやかでキラキラ輝く電灯に阻まれて。星が見えなかったり。真っ暗でどん底のときにこそ見える星があるように。絶対に続いているって信じたいです。
離さない夢のつづき 紡ぐよ歌にのせて
離したくない目標、夢。があって。疲れて、やむおえない環境によって途中でやめてしまうことがあるかもしれない。でも、途中で切ってしまった夢の糸を。紡いでいけるような。背中を押せるような活動ができたらいいなって。
暗くて狭くて 不安な日もあるけど 認めたい 気持ち抱いて
まっすぐ 歩いていく
あなたが選んだ道、ボクが選んだ道はおそらく一緒ではないけれど。認めてあげてほしいです。自信をもってください。否定はしないであげてほしいです。不安でぐらぐら揺らぐこともあるだろうけれど。
まだ見ぬ景色は 全てキミのみかただ!
この歌詞にでてくる「キミのみかただ!」
…あなたはどっちで介錯しましたか?
「見方だ!」それとも「味方だ!」ですか?
あなたの見ている光景は、見方によって違った景色が見えることもあるかもしれない。
あなたの見ている景色は、あなたの味方だから。
二通りの介錯があるのかも。この辺はいろんな方に聞いてみたい気持ちがありますね。ちなみにボクとしてはどっちもです。(笑)
空がつなぐ世界で できないことなんてないよ!
どうやらこの地球は。どうやらこの世界は空でつながっているようです。あなたが見ている。ボクが見ている世界なんて、これっぽっち。だから、目の前でどんな絶望がまっていても。逃げていい。見方を変えてみたら。さらに広い世界がまっているかもしれません。
夢を見せてあげるから!
世界に絶望している方がいたら。辛くて寂しいキミがいるなら。そんなキミに癒しをとどけたい。
ボクがキミの世界を少しでも広げられるように。
がんばっていきます。ここまで見てくれてありがとう。
これからもよろしくね!