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台風が接近すると・・・・。
台風10号が接近しています、
現在の予報では29日の木曜日位が私の住む地域への最接近のようだ、
只台風は大変気まぐれの様で、
進路が西にずれたとか、
北側にずれたとか、
進む速さが早くなったとか遅くなったとかで、
予報は予報でしか無い、
それと大変不謹慎なのは分かっているが、
私は何故か台風が近くなると、嬉しいとかじゃないのだが、何だろう、何とも言葉では言い表せないのだが、
気持ちが高ぶるというか、ワクワクでも無いのだが、子供の頃の次の日楽しいイベントがある日の前日の様な気持ちになる、
通常であれば台風は怖い物のハズで、台風が来てワクワクするなんて、少し否かなり頭がオカシイ、何でこんな気持ちになるのだろうと毎年台風の季節になると考えていた、
私の生涯の中で、
一番記憶に残っている台風は、
1991年の(平成3年)9月に上陸した、
台風19号、
私は社会人1年目だったと思う、
一旦会社へ出社したが、
午後位に各自自宅待機という事で、
帰宅しようとしたが、
雨がひどかったのか、
西鉄電車が止まってしまったのか、
会社の営業車を借りて帰宅する事となった、
当時社会人1年生、
単純に仕事が無く帰れるのが嬉しく、
呑気に営業車を運転していると、
国道3号線は凄い渋滞、
西鉄電車が止まっていたせいか、
都市高速が止まっていたせいか、
そうこうしていると、
停電のせいか信号も消えてしまい、
車は益々動かない、
そのウチ風も強くなり、
車が風で大きく揺れるほどの風、
走っているとハンドルを取られる位の風、
止まっていても風で車が動かされるような強い風、
結局台風の一番強い時間帯を営業車の中で過ごすという恐怖体験、
通常なら3.40分位で帰れる道のりを数時間かけて帰宅したのを未だに覚えている、
その後も何となく台風シーズンになると、
チョットワクワク、
天気予報を見ながら、
私の住んでる地域に台風が接近となると、
天気予報から目が離せない、
ある時、
そんな私を見て母が一言、
『あんたが生まれた日も台風だったよね』
そうです、私は9月生まれ、
私が生まれた日に台風が来ててもおかしくない、
何だか私の台風好きの理由がその時分かった様な、
分からない様な、
今回の台風も被害が有りませんように。