俯瞰的視点
「俯瞰的視点」ちょうど10年くらい前に初めて耳にした言葉だった。当時、何度も使われているこの言葉が何を意味しているか分からず、ネットで調べた。
1:高いところから下を見下ろすこと
2:広い視野を持つこと
3:客観的に物事を見ること
狭い範囲だけを見るのではなく、全体を見るという意味で使うと知った時は「なるほど」と思っただけだった。しかし今は、この重要性がとても理解できるし、この感覚を持っていないと経営はできないと思っている。
最近の傾向として、言われた事しかやらない人が増えたように思える。この作業をお願いされたからそれだけをやった。だから次の指示が出るまで待っていた。間違えてはいないが次の行動は?と思ってしまうが、そこまでは何も考えない...それが「当たり前」の様になってしまっている事に、将来の日本は大丈夫?と不安になってしまうことがある。目の前の事だけしか見ず、俯瞰的に物事を考えない。この作業をやっている理由は何なのか?この作業をやることによって何が出来上がるのか?そこに興味を持って欲しい。