見出し画像

自分を大切にすると片付くはなし

こんにちは。整理収納アドバイザーでゆるミニマリストのいーこです。

片付けても片付けても終わらない、という悩みを持っている方は少なくありません。
実は、その背後には「自分自身を大切にしていない」という原因が隠れていることが往々にあります。
今回は、自分を大切にすることがどのように片付けの改善につながるのか、またそのために何ができるのかを具体的な例とエビデンスに基づいて解説します。


1. 自分に優しくできていない状況とは?

片付けが終わらない原因の一つに、自分に対する無意識の「厳しさ」があります。実は、自分では優しくしているつもりでも、本当の意味で自分に優しくできていないことが多いのです。

例:風邪を引いているのにケーキを食べる

たとえば、風邪を引いて食欲がないときに、友人が「大好きなケーキをワンホール差し出してきたら」どう感じますか?一見優しさのように見えますが、今の体調を考えれば、ケーキを食べるのは逆効果です。同様に、自分自身に対しても、必要なことに目を向けずに行動している場合があるのです。

本当の優しさとは?

本当の優しさは、まず自分の体調や状態を優先することです。風邪のときはケーキではなく、体を休めて回復することが先決です。そして、元気になってからケーキを楽しむのが最も良いタイミングです。
片付けが苦手なのに、なぜあなたは自分に対してプレゼントばかり贈るのですか?
片付けが苦手な友人にも同じことをしますか?
本当の優しさとは何か、よく考えてみてください。


2. 自分を大切にする方法

自分を大切にするためのステップは、まず「もし自分が大切な友人だったらどうするか?」と考えることです。こうした視点で自分を客観的に見ることで、必要なケアや行動が見えてきます。

大切な友人に接するように、自分にも接する

もし親友が片付けで苦しんでいたら、どうアドバイスしますか?「一度休んでからやり直そう」と優しく声をかけるかもしれません。
同じように、自分に対しても優しい言葉や行動を選ぶことが、持続的な片付けの成功につながります。

自分のエネルギーレベルに気づく

片付けが進まないときは、心身のエネルギーレベルが低下している可能性があります。
自分に適切な休息や癒しを与えることで、エネルギーを取り戻し、片付けに対する意欲や集中力が自然に高まります。

片付けを楽しみに変える

大切な友人に、無理強いはしませんよね?
片付けも「義務」と感じるのではなく、楽しみやリフレッシュの機会として捉えることが重要です。
例えば、好きな音楽をかけながら片付けたり、片付け後にご褒美を設定したりして、楽しく進める工夫をしましょう。


3. 片付けが続かない理由とその解決策

自分を大切にできないことが、片付けを終わらせられない原因の一つですが、実際の片付けにおいてもいくつかの特徴が見られます。これらの特徴に気づき、改善することで片付けがもっとスムーズに進むでしょう。

無意識の「完璧主義」

完璧を求めるあまり、途中で手が止まってしまうことがあります。エビデンスによれば、完璧主義はやる気を削ぐ原因にもなるため、「完璧ではなく進歩」を目標にすると、片付けが楽に進むというデータがあります。

感情と物のつながり

物に対する感情的なつながりが強すぎると、手放すことが難しくなります。
物に執着するのではなく、自分の心地よさを優先することで、物の整理が進みます。
自分が大切な友人だったら、と考えながら自分に声かけをしていくことで、何を手放し、何を残すか判断がしやすくなります。

時間の使い方

片付けが「時間がかかる」と感じる人は、時間の使い方がうまくいっていないことが多いです。
短い時間で区切って片付ける「タイムブロッキング」という方法を試すことで、効率よく片付けが進みます。
25分間の集中作業(ポモドーロ・テクニック)が有効とされています。


まとめ

片付けが終わらない背景には、自分を大切にできていないという根本的な問題が潜んでいることがあります。
自分を優先し、エネルギーレベルを整えながら進めることで、片付けはもっとスムーズに、そして楽しくなるはずです。

いいなと思ったら応援しよう!