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思い出のおもちゃが教えてくれたこと




こんにちは。整理収納アドバイザーでゆるミニマリストのいーこです。


私が「物を手放すこと」について深く考えるきっかけになった出来事があります。今日はそのお話をシェアしたいと思います。


初めてのクリスマスプレゼント


私には2人の娘がいます。

長女が初めて迎えたクリスマスに、私は彼女にアニメキャラクターの知育玩具をプレゼントしました。小さな彼女がそのおもちゃで楽しそうに遊んでいる姿が、今でもはっきりと記憶に残っています。


そのとき、私は「このおもちゃはずっと大切にして、いつか孫ができたときに渡そう」と思いました。思い出とともに、ずっと保管しておきたいと考えていたんです。


だけど、現実は…


しかし、私の保管方法が悪かったせいで、その大切な玩具は変色し、電池も入れっぱなしだったために液漏れで壊れてしまいました。

いざ孫ができたとしても触らせるには不衛生すぎるほどダメージを受けていました。結局、そのおもちゃはゴミとして手放すしかなくなったんです。


本当に悲しかったです。
「あのとき、まだ使えるうちに、誰かに使ってもらえる形で手放していれば…」

そんな後悔が残りました。


思い出は「今この瞬間」に


この経験を通じて、私は「物に執着しすぎること」について考えるようになりました。

もちろん、物には思い出が宿りますが、それ以上に大切なのは「今この瞬間にしっかりと向き合うこと」だと気づいたんです。


物を所有し続けるのではなく、その瞬間をしっかりと心に刻む。そうすれば、物として残せなくても、思い出は決して色褪せません。


私の「ゆるさ」のこだわり


今では、私は物を持つことに対して「ゆるく」考えるようになりました。よくある「少数精鋭」「高価なものを長く大事に」というアプローチは、私には合いません。


私は、壊れてしまったとしても心にダメージが少ないものを選びます。

高価なものは、その価値や感情の重みから手放しにくく、溜め込んでしまう可能性が高いからです。だから、衣類やキッチンツールなど、日常使いのものはなるべく安価で、気に入ったものを選ぶようにしています。


ゆるミニマリズムの楽しみ方


私は、物を厳選して持つことで、生活にゆとりと楽しさを見つけています。

物を綺麗な状態で持ち続けることができるものは残し、そうでないものはキャパオーバーにならないように手放す。

そんな「ゆるゆる」としたミニマリズムが、私にとってはちょうどいいんです。


もし、あなたも「物を手放したいけど、どうしていいかわからない」と悩んでいるなら、まずは自分に合ったペースで始めてみませんか?


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