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ChatGPTを用いた資料作成で時短
叩き台資料作成にChatGPTをどう使うか
教員が会議や研修のための資料作成にChatGPTを活用する方法は、教育界で注目を集めています。Edutopiaの記事「6 Ways to Use ChatGPT to Save Time」によると、ChatGPTは教員の業務を効率化するための強力なツールだとされています。ChatGPTは、タイプされたプロンプトを理解し、人間のように聞こえるコンテンツを生成する能力を持っています。教員の日常業務の中で、特に資料作成において、ChatGPTは大きな時間節約をもたらします。
会議や研修、集会、授業の資料作成において、ChatGPTは以下のような活用方法が考えられます。
1.ユニットアウトラインの作成
ChatGPTは、Common Core State Standardsに沿ったユニットアウトラインを作成することができます。これにより、教員は任意の学年、科目、タイムラインに合わせた計画を簡単に立てることができます。
2.指導計画案の作成
ChatGPTに特定のテーマに関する指導計画案の作成を依頼することで、評価、活動、サポート、目標を含む包括的な計画案を得ることができます。これは、会議や研修、集会、授業のための叩き台として非常に有効です。
3.スライド資料の概要作成
ChatGPTに様々なシーンで使用するスライド資料の概要を作成してもらうことで、業務時間を大幅に削減できます。作成されたスライド資料を元に、加筆修正を加えるだけです。資料作成は、0から1の段階で一番時間を取られます。テンプレートがある場合は少々時間を短縮できますが、ない場合は0から考えて作成することになります。こういった場合に、叩き台としてChatGPTに作成してもらうことで、大幅に業務時間が削減できます。
ChatGPTは、教員が会議や研修、集会、授業のための資料を作成する際に、時間を節約し、効率を高めるための強力なツールになります。しかし、AIが生成する情報の正確性と有用性を確認することは忘れないでください。間違いや想像した情報を出力することがあるので、ChatGPTの提案は、常に初稿として扱い、必要に応じて調整することをおすすめします。
ChatGPTでパワポ資料の作成事例
今回は、プレゼン資料の叩き台を作成します。テーマは、「ChatGPTで、教員の業務改善、効率化!」としたいと思います。ただ、それ以外は全く決まっていなかったので、その案を出すところからChatGPTに手伝ってもらいました。
0.出力結果
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※ページ数は後から手入力しました。
1.案を出してもらう
業務改善や効率化を図るための案を10個出してもらいました。
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2.詳細説明してもらう
案1、3、4のそれぞれの詳細を説明してもらいました。
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3.実行するために必要な手順を聞く
どう実行していくか、その方法が気になったので聞いてみました。
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4.プレゼン用パワポ資料の叩き台を作成してもらう
実際には、情報が足らなかったため何度かやり取りをしました。
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返答4−3の青い文字「プレゼンテーションをダウンロードする」をクリックすると[ 0.出力結果 ]が得られました。
修正
Plug inの「Present It: Show ME」ですが、現在(12月4日時点)パワポ資料の作成ができなくなりました。代わりとして、
1.『Smart Slides』で作成
ChatGPT4のPlug in『Smart Slides』を使用して、上記のような流れで作成できました。
2.ChatGPT4のCode Interpreterで作成
ChatGPT4の『Code Interpreter』は、画像やCSVファイル・音声データ等の読み込み、またPythonコードを生成し、そのまま実行できるツールです。これを用いて作成できました。
※その他にもスライド資料の叩き台として利用できるツールがあります。
まとめ
今回は活用例ということで実行しましたが、最終的に得たい成果物の像がはっきりしていると、より明確な指示を出せるのため成果物の質がもっと高くなったと思います。ただ、これを叩き台として作成してもらった方が、何もないところから作成するよりも資料作成時間は大幅に減少すると感じました。
通常業務に加えて10月、11月は進路集会や学校行事の集会などの業務があり、部活動顧問などをしていると更に業務が重なり、帰宅時間が…。早めに取り組んで、多くの教員を巻き込んで対策をとっていても、全ての業務の質を保つために自分や家族を犠牲にするということもあるかと思います。
そんな先生方に、ぜひ試しに使ってもらえたらと思います。
ChatGPTのような生成AIツールを活用することで、近い将来、教員は業務の効率を上げて、より創造的な教育活動に時間を割くことを可能すると思います。それによって、生徒一人ひとりに対する質の高いサポートを提供することに繋がります。更に、教員の労働環境がよくなることで、教員の精神衛生環境を改善できるのではないかと思います。…そう願っています。
次回もまた、教員の業務改善や効率化を図れると感じる情報を発信していきます。
よろしければ、始めたばかりですがこちら(Instagram)もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。