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絵金派アートギャラリーへ、ようこそ。

高知県のテーマパーク、創造広場「アクトランド」には8つの展示館があり、
「絵金派アートギャラリー」では、そのうちのひとつです。

幕末に土佐で活躍した芝居絵師・金蔵、通称「絵金」は、
庶民の娯楽だった歌舞伎や浄瑠璃の一場面を描いた「芝居絵屏風」を作り出しました。

この芝居絵屏風は、年に一度の夏祭りの夜に飾られ、ろうそくの揺れる光に照らされて、妖しく息づきます。

絵金派アートギャラリーの展示風景。芝居絵が飾られる夏祭りの夜の雰囲気に近づけている。

「おどろおどろ」とも表現される絵金の世界、そしてこの祭礼文化は、土佐独特のものです。

絵金が生み出した芝居絵屏風は、たくさんの弟子たちとともに制作され、
絵金の死後も弟子や孫弟子たちによって、昭和戦前まで作り続けられました。

絵金をはじめとする、弟子や孫弟子たちを総称して「絵金派」と呼ばれています。

「絵金派アートギャラリー」では、芝居絵屏風をはじめ、掛け軸や襖絵など、絵金派の作品を幅広く展示しています。
高知を代表する「絵金」の文化をぜひご体験ください。

こちらのnoteでは、これから、絵金にまつわるさまざまなことをご紹介していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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