甘やかし
電車の中でイライラ。
珍しくこんな時間に乗ったら人が多かったわけなのだが、この時間の混み具合はタチが悪い。
朝のラッシュと比べて年齢層がまず広い。営業中のサラリーマンもいれば、私立小学生の帰り道でもある。サラリーマンは電車の乗り方をしってるからまだいい。
でもこの時間にいるワガママ坊やはどうも好きになれない。
いかにも自分がこの世の中の中心に居るかのような振る舞い方。電車で喚くわ、走り回るわ、ぶつかってきたのに自分じゃなくてお前が悪いみたいな視線とか。
親はどんな教育をしてるんだ。甘やかしすぎたろ。そんなことを思いながら、電車の中で1人イライラ。睨みつけて見てしまう。
やっぱり甘やかしというものは良くないと思う。私自身怒られるのは嫌いだし、正直甘やかされて生きてきたと思う。甘やかされた結果、過激な思想の持ち主にはならなかったし、穏やかな人間であるという自覚はある。
でも甘やかしは一件いいようで弊害が大きい。
甘やかされた人間は自分中心で生きることに慣れすぎる。
私が電車内でイライラしてたのも、結局は自分が嫌だと思うことをされるのを許せず、イライラしてるに過ぎない。心が狭いのだ。
そして自分中心が通用しない世界になった瞬間すぐに使い物にならなくなる。周りがいけないから、俺に合ってない……々
世の中自分の思いどおりに全て行くことなんて全くない。なのに、社会の動きは「怒るのをやめよう」「小さなこともすぐ体罰と騒がれる」など甘やかしの方向に流れている。
社会の仕組みと動きが矛盾しているのだ。
そんなことを思っていたら駅に着いた。
自分でもよくわからなくなってきたからここで終わりにしよう。
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