お題で文章とか絵Vol.1「花ね〜!」
虚無から金銭を得るのは不可能なので今できる事で稼ぎたい、それが病み上がりなのに人生ウルトラハードモードデストロイ、hima://KAWAGOEです。
皆様、お元気でしょうか。私は今でこそ超元気ですが、まあその話はおいおいで。まともなnote初か。はじめまして。
お題をもらって好き放題書くというのをやってみようと思っています。なぜか、一時期絵も文章も全く書けず以下略。今は書けるから描いたり書いたりしてみよう。
今回のテーマは花と。
ワタクシ病気をやりまして2年闘病などしていたのですが、まあまあ精神のアレでして。ウツ病というやつでして。かれこれ15年選手なのですが、うつ病というものには罹った事がなかったのです。現在かかってる病院の目の前が花屋で。もう、本当に何もできなくなった時に、通院の帰りに花を買う、という事だけを始めたのがきっかけなのです。洒落たものではなくて申し訳ない。
自分の中の"こんな女"を解放して買う。
まあ店は洒落てます。毎週ラインナップが変わるので、毎週行くようになります。花なんて自分には似合わない、コ洒落たカマくさい行為だと(この表現今問題ありそうなんですが、よく私は引っかかる、自分に対するカマくさい行為/女性的な行動、につまづくのでここでは表現上許してください)たかをくくっていたのですが、花を選ぶのがまず楽しいんですよね。八百屋とレコード屋をかけあわせたみたいな。そんでもって、意外と花を知らない自分がいるんですね。
とりあえず買ってみようと。
その花はラナンキュラスという花でした。白く、上質なサテンのようで、あまりにも美しかった。この花には絶対にかすみ草が似合うと思い、計3本を切り揃え、包んでもらう。
「延命剤おつけしますね。」「あ、はい。」
あ〜〜〜死ぬのか。今(当時2018年3月)切望している死か。切望か?いや?どうだろう、わからないが、少なくともこの花は生きているんだ。
そんな感じで、私の"花活"は始まりました。
花は若い頃に売られ、家で満開を迎え見頃となり、そして汚く朽ちる。
朽ちるまでを1週間として見届けて、そして新しい命を切り揃え迎える。
花をずっと眺めていながら、花の生命を暦にしてたんですね。なかなかの趣味ですね。
生きてるなあ、というよりは、もっとオートマチックな、機械的な行為だと感じている自分。人間の生死も、人間が思う何億倍もオートマチックで無感情な情緒かもしれない。
そう思うと、逆に呼吸が楽になっていったのでした。
あ〜、死ぬのも生きるのも一瞬の花だなあ。大義なんてないんだなあ。と。
それから1年ずっと"花活"は続いてます。今も横で朽ちてます。
メスシリンダーと三角ビーカーで花を活けると、より機械的で良いです。
ただただ花という生き物の、死までの咲き誇りを浮き立たせて、良い。
もう少し趣味的な、花の話をすると、私は一番メスくさいと思って敬遠していた薔薇が一番好きだった事がわかったんだよね。
青い薔薇が好きだ。白いバラが好きだ。真っ赤な薔薇が好きだ。黄色い薔薇が好きだ。一輪挿しに映えてとても好きだ。しっかりした枝ものに出会えた時はガッツポーズなどをとる。
そしてビーカーにはガーベラが似合う。白と淡い淡いピンク。なかなか派手な色の多いガーベラも、この色は中性的な清潔感がある。青系がないのが寂しいけど、いつも見かけると買ってしまうな。
多分、しぶとい花が好きなんだと思う。ラナンキュラスも好きだしダリアも好きだけど、如何せんか弱い。自分の調子の悪い時は、逆に波長が合うんだけどね。不思議。
どんなにひどく寝込んでいても、カビが生えるほど腐らせても、「花、買いに行かなきゃ」という気持ちがある。
そして生命に圧倒させてもらう。
世界にひとつだけの花はないが、今週を共にする花と二度出会う事はない。
そんな感じ。
これこの絵のタイムプラスね。どぞ。たっぷりあるぞ!初有料!
※ですます調を統一しました。文章久しぶり難しい楽しいイイゾ〜〜
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