まちおこし活動実践者コミュニティの「加速する1年」
こんにちは!この記事を見つけてくださりありがとうございます!
本記事は、2022年2月22日に行われたミーティング#006の様子を、前記事に引き続きお伝えしていきます。
前半内容はこちらをご覧ください。
来年度の活動案を電撃発表「マネーの虎&商品・サービス開発」
1年間を振り返ったところで、来年度、駅北ラボではどういう事をやっていくかを小出マネージャーが話しました。
『今年度、駅北ラボが始まっていろいろやっていくなかで、いろんな活動がすでにある事を確認できました。
さあ、来年度はどうする?
ということを、マネージャーで話し合いました。
今日お集まりの皆さんも、すでにやっていること、構想中のものがあるとは思いますが、駅北ラボとしては、
活動の核を意識しつつ、活動を続ける・広げる 応援 をしていきたいと思っています。
その中で、活動の見える化や新しいプレーヤーと繋がる機会づくりをしていきます。
これらを、どういう仕掛けでできるかなと考えました。
表のような、プランA~Dとその他として考えました。
マネージャーとしては、プランBCを組み合わせたものをやっていきたいと思っています。
改めて活動の構想やプランを練り、それを他者に伝えるなかで、活動自体も見つめ直し、土台を強化することができます。
区長さんや市長さんを招き、実際に応援したいものには出資してもらえるようにしていきたいとも思っています(プランB)。
そして、それを商品・サービスという形にするところまで、来年度1年間でやりたいなと(プランC)。
営利・非営利は問いません。
年間スケジュールに落とすとこんなイメージです。
年度の前半にプランを練り、プレゼンをし、秋口にそれぞれのやりたいことを実施、12月に全体に報告するという流れです。
この方向性でどうかなという提案ですが・・・。ご意見があればぜひ!突然言われてもびっくりですかね笑』
マネージャーからの突然の来年度の提案(ほとんどの会が、プレゼンを聞いてアウトプットワークをしていた今年度とは、2歩も3歩もぐっと前に実現へと進める形)だったので、参加者の皆さんは戸惑いながらも、マネージャーと意見を交わしました。
それぞれのちょうどいいポジションでこれからも駅北ラボに関わっていくというところで、小出マネージャーが続けました。
『では、この方向で進めさせて頂きます!!
また、マネージャーをしていてよく言われるのが、
何してるか気になるけど、活動とかやりたいこととかは何も無い。そんな私が駅北ラボに参加して良いの?
やりたいことがあるけど、どうしていいか分からなくて。
という言葉です。
そんな人こそ、駅北ラボに来て欲しいです!伴走するマネージャー・仲間がいます。これからも、どんどんお誘い頂ければと思います。』
やりたいこと、とにかく全部書き出そう!
次に、これからやりたいことをたくさん書き出そう!というワークショップをしました。
ルールは
*「いいね!」と褒め合う
*たくさん書く
*他の人のアイデアに便乗OK
オンライン参加の方はブレイクアウトルームで話し、会場参加の方は付箋に書きました。
そして、会場は3人ごとのグループに分かれて、書いたことを共有しました。
聞こえてきただけでも、足湯、自動販売機の村、まちなかスポットへ誘導する寄合い処、コワーキングスペース(中高生向け)、グラレコデザインによるシャッターリメイク、動画配信、糸魚川でのIT革命・・・などなど、面白い「やりたいこと」が出ていました。
そして、グループから一人ずつ全員に向けて発表しました。
1人目は三熊さんです。
『糸魚川にいろんな人を呼びたいと思っています。その中でやりたいのは「アーティスト・イン・レジデンス」です。
糸魚川に来て、感じたことを表現してもらって、それが住民にも刺激を与える、というものになります。糸魚川はアーティストだけではなく、石の研究者など呼んでも面白いと思います。
そのために、学んでみたい・触れてみたい、という方が、自由に活動できる環境を整えていきたいです。それは単純に宿を用意するだけでなく、こちらからも様々なアプローチができるように、施設を作って運営できるようになりたいです。
私と同じように糸魚川で刺激を受ける人を増やしたいし、これからは発信側になりたいです。』
次に、久保田さんです。
『情報発信・伝承・ひとづくり。それらが合わさると、まちづくりになると思います。
私たち3人のアイデアを合わせると、まちなかラジオ局や、美山のテーマパーク化が上がりました。
ひとりでは小さくても、みんなができることをしたら、大きなアクションになると思いました。』
最後に、小式澤さんです。
『私たちのグループでは、35周年ひすい婚式のパッケージ化や、サイクリングイベントの再開、駅北でのシェアハウス・コワーキングスペース経営が出ました。また、この駅北ラボのスラックを100人にしたいなど。
駅前に朝ご飯を食べれるところがほしいですね。』
会場ではホワイトボードに全員のやりたいことを貼りました。カラフルで面白くて、つながっていきそうな内容も多かったです。
これを、「実践する」ための駅北ラボ。
面白そう、楽しそう、で終わらせないための場所。
来年度、このなかのいくつが実現しているでしょうか?
糸魚川を飛び出る駅北ラボ
最後に、オンライン参加の西嶋さんがなぜ参加したかを話しました。
『福岡県南部、八女郡広川町というところに住んでいます。太原のイチョウという大きなイチョウの木が唯一の観光名所といえるような小さな町です。
参加したきっかけは、駅北ラボのnoteかツイッターを見て、楽しそうと思ったからです。まちづくり活動に「自分の住む町」だからこそ、興味があり、自分が楽しみたいから、活動をしています。
新潟だったけどいろいろ知りたいし、交流をもてると思って参加しました。町はまだネットに慣れている人も少ないと思っていて、こうやって画面越しでもつながれる楽しさを、地域の人にも知ってほしいと思って参加しました。』
駅北ラボは、「まちづくり活動実践者コミュニティ」。
西嶋さんが飛び込んできてくれたように、他の地域とも情報交換をしながらすすめていきたいと思いました。
最後に
マネージャーが、ミーティング#006を締めました。
『今回は、オンラインメンバーも盛り上がったのが、とても良かったと思います。また、
みんなの力を合わせたら大きな事ができる。
やってみたいと思ったことをまずはやってみる。
そんな言葉が聞こえてきて嬉しいです。
次回は4月。来年度の駅北ラボも、どうぞよろしくお願いします!』
あとがき~とにかくやってみた1年~
これで令和3年度の駅北ラボミーティング全6回が終わりました。
発足して初年度ということで、どんなコンテンツを用意したら駅北ラボに参加したくなるのか、参加者がラボに求めているものは何なのかを見極めるのが難しかった、というのがライターをしていての率直な感想です。
しかし、この1年でメンバーは確実に増えました。
誰がどこで何を想って活動してるのか、見えてきました。
ここからどうなっていくのか、楽しみにしていてほしいし、私たちと一緒に楽しませに来て欲しいです。
来年度の駅北ラボも、乞うご期待!!
(文:磯野絵里)